次回の水産環境保全委員会の予定

水産環境保全委員会共催シンポジウム「船底や漁網に使用する防汚剤汚染は終わったのか?」

日時:令和4年(2022年)9月7日(水)9:00~16:15

企画責任者:張野宏也(神戸女学院大)・隠塚俊満(水技研)・小島隆志(海技研)・岡村秀雄(神戸大)

共催:シンポジウム企画委員会

場所・方法令和4年度日本水産学会秋季大会Webサイトでご確認ください

参加費:無料(日本水産学会会員以外の方も無料で参加できます)

プログラム

9:00- 9:05 開会の挨拶 張野宏也(神戸女学院大)
Ⅰ. 有機スズ汚染は改善されたのか? 座長:岡村秀雄(神戸大)
9:05- 9:40 1.巻貝類のインポセックスとその誘導メカニズム 堀口敏宏(国立環境研)
9:40-10:15 2.日本における有機スズ汚染の現状 張野宏也(神戸女学院大)
10:15-10:50 3. 水生生物における船底防汚物質の毒性影響 大地まどか(東京農工大学)
10:50-11:00 休憩
Ⅱ. 有機スズ代替物質の汚染の現状と生態影響は? 座長:小島隆志(海技研)
11:00-11:35 4. イルガロール、ディウロン、ECONEAの汚染実態と影響 岡村秀雄(神戸大)
11:35-12:10 5. ピリチオン類、シーナインの汚染実態と影響 隠塚俊満(水技研)
12:10-12:45 6.ボラン類の汚染実態と影響 河野久美子(水技研)
12:45-13:45 休憩(昼休み)
Ⅲ. 防汚物質を取り巻く現状 座長:張野宏也(神戸女学院大)
13:45-14:20 7. 船底防汚塗料に関連する船体付着生物管理ガイドラインに関する概要 小島隆志(海技研)
14:20-14:55 8. 環境調和型付着防汚剤の開発 北野克和(東京農工大)
14:55-15:30 9. 近年の船底防汚塗料の技術開発の動向 三重野紘央(中国塗料)
15:30-15:40 休憩
Ⅳ. 総合討論 座長:隠塚俊満(水技研)
15:40-16:10 総合討論
16:10-16:15 閉会の挨拶 児玉 真史(水産環境保全委員会・水技研)

<開催趣旨>

船舶及び魚網を生物汚損から守るため、1960年より防汚剤として有機スズ化合物が使用されはじめた。しかし、有機スズ化合物は、水生生物に高毒性を有するのみならず新生腹足類に対してインポセックスを生じさせていることに加え、環境中に広く分布していたため、2008年IMOにより世界的に使用を禁止するAFS条約が発効された。しかし、この条約により有機スズ汚染が終息したかどうかの報告はない。さらに現在有機スズ化合物に変わり約10種類の代替物質が使用されているが、それらの汚染実態および水生生物に対する影響を集約した報告もない。 本シンポジウムでは、世界的に使用禁止となっている有機スズ化合物および現在使用されている有機スズ代替物質による汚染の現状から問題点を見出すとともに、国際的な規制や新たな防汚物質の開発状況を踏まえて、最も望ましい防汚方法について考えることを目的とする。

問い合わせ先

日本水産学会水産環境保全委員会 幹事 栗林 貴範
Email: kuribayashi-takanori(at)hro.or.jp
(at)を@に変えて送信してください

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