2021年度 日本水産工学会秋季シンポジウム「海洋プラスチック問題と漁業における対策」(2021年12月4日開催)

日本水産工学会秋季シンポジウム「海洋プラスチック問題と漁業における対策」をオンラインにて開催することになりましたので,ご参加下さいますようご案内申しあげます。参加希望の方は,日本水産工学会のこの案内Webから,申込サイトにアクセスして【11月27日(土)締め切り】までに参加をご登録ください。

※ 参加をご登録いただきますと,Cisco Webexより登録完了メール(自動送信)が届き,そこに当日のシンポジウムのURLが記載されておりますので,シンポジウム当日はそちらからご参加ください。

  1. 日時:令和3年12月4日(土)10:00~17:00
  2. 場所:事前登録者によるオンライン方式(Cisco WeBex Events)
  3. プログラム日本水産工学会のこの案内Webあるいは,ポスターをご覧ください。
  4. 参加費:無料(事前登録制)
  5. 申込締切2021年11月27日(土)
  6. 趣旨:海洋中に流入したプラスチックごみ(以後,海洋プラごみ)による汚染が世界的な問題となっている。海洋プラごみは,生態系への影響のみならず漁業活動の障害にもなるものの,沿岸漂着ごみの中には漁具などのプラスチックごみも多数認められ,まず海岸,沿岸,沖合海域において漁業に関連した海洋プラごみの実態を理解する必要がある。漁業に関連したプラスチックが海に流入しないようにするためには,漁業が自らの適切な管理,特に漁業系廃棄物の適切な処理が求められる。一方,漁業活動の中で海洋プラごみを回収できる可能性もあり,漁業者による海岸清掃活動や漁獲対象生物の生息場の保全のための海底ごみの回収など,地方自治体が漁業と連携した独自の取り組みもあり,都道府県及び市町村が連携して所謂「海岸漂着物処理推進法」に基づき処理を推進する方針が環境省と水産庁の連携の下で出される中で進展が望まれる。また,こうした漁業に関連する海洋プラごみの削減には,漁具について生分解性プラスチック素材の利用をはじめ回収後の処理を容易にするための漁具設計や漁具のリサイクル技術開発,またそれを促進する認証制度などの取り組みが必要となる。本シンポジウムでは,海洋プラスチックごみ問題と漁業との関わりを整理し,現状を認識するとともに,漁業活動で取り組むべき課題やその具体的な方策,さらには必要とされる技術開発などについて意見交換を行う。
  7. 【CPD認定】:本シンポジウムは,土木学会のCPD認定を取得しています。【土木学会認定継続教育プログラム 認定番号:JSCE21-1309(単位5.4)】認定の手続き等につきましては,シンポジウムの当日にご案内いたします。なお,土木学会のCPD単位が,他団体が運営するCPD制度に認められないことがあります。申請団体に事前にご確認ください。
  8. 問い合わせ先:国立大学法人 東京海洋大学  東海 正,塩出 大輔
    e-mail:JSFE2021sympo@gmail.com(※@を半角に変更して下さい),
    TEL:03-5463-0477(直),FAX:03-5463-0399