東京海洋大学海洋環境科学部門 (有機化学系)准教授または助教(テニュアトラック)の公募について(2024年10月31日締切)
機関 | 東京海洋大学 所属:学術研究院 海洋環境科学部門 |
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募集人員・件数 | 准教授または助教(テニュアトラック) 1名(常勤) (助教の場合はテニュアトラック制*を適用し、テニュアトラック期間は採用から5年とする。ただし、中間評価の結果によっては、5年を経ずに任期の定めのない常勤教員としての資格を取得することができる。) *本制度は、助教(テニュアトラック)を任期付きで雇用し、整備された環境のもと教育研究を推進し、教員としての適性について公正・厳格な審査を行い、本学助教又は准教授のテニュア(任期の定めのない常勤教員としての資格)を取得させることを目的とするものです。 |
分野・対象 | 海洋環境科学部門では、人類の持続可能な社会の構築に不可欠な海洋について、その動態の解明と環境の保全と利活用に関する諸課題を解決するために必要な知識と技術の教育、応用力のある高度専門職業人の育成を目指しています。海洋の環境および生態系は、物理学、化学、生物学、地学の要素が互いに密接に関連していることから、海洋環境科学部門は、二つの柱、水圏の様々な現象の基礎と相互の繋がりを教育研究する「海洋科学」系と多様な海洋生物と環境との相互作用を教育研究する「海洋生物学」系で構成されており、各専門分野における教育研究だけでなく、専門以外の基盤となる基礎科目の教育にも力を入れています。 本教員公募は、海洋環境科学の基礎教育を担当する教員体制の強化を目的とし、海洋生物に関する生物有機化学もしくは海洋天然物化学に関する素養を有しつつ、有機化学的観点から教育研究を進めることができる人材を求めています。 当該教員には、また、大学院海洋科学技術研究科における教育研究にも携われる十分な研究業績を有し、本学の化学系基礎教育にも積極的に取り組んでいただける人材を求めます。 採用にあたり主に担当・分担していただく学部講義科目は、有機化学系の化学Ⅱ、化学概論Ⅲ、化学実験ですが、本部門の採用予定教員には職位並びに適正を考慮して、海洋環境の化学系科目に関わる教育研究を行っていただく予定です。 その他、当該教育研究分野に所属している教員が担当もしくは分担する科目例には以下のものがあります。 [学部] 化学Ⅰ、化学概論Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ、環境生命科学Ⅰ・Ⅱ、環境生命化学実験、フレッシュマンセミナー、日本語表現法、卒業論文など [大学院博士前期課程] 有機構造解析、生命化学、分子生物化学、環境微生物学、生物機能応用学、海洋環境科学特別演習、沿岸観測実習(分担)、海洋観測演習(分担)、海洋環境科学特別研究など [大学院博士後期課程] 水圏生態化学特論、海洋生化学特論、生体機能利用学特論、海洋環境科学特別研究など |
応募資格 | ・博士の学位を有すること。助教の場合、令和7年4月1日時点で博士の学位取得後10年以内の研究者であること。 ・上記『担当する教育研究分野』に関する研究業績を有し、授業科目を担当または分担できること。 ・准教授は大学院博士前期課程での研究指導及び博士後期課程での研究指導補助を、助教は大学院博士前期課程での研究指導を担当できることが望ましい。 ・海洋生物に関する生物有機化学もしくは海洋天然物化学の化学系の研究を推進できること。 ・大学院の授業および研究指導は日本語だけでなく英語でも行えること。 ・部門構成員と協力して教育・研究に取り組めること。入試・管理運営等の学内業務にも積極的に取り組めること。 |
締切 | 2024年10月31日(木)必着 |
その他 | 応募方法など詳細は下記Webサイトをご覧ください。 応募の詳細はこちら |
問い合わせ先 | 東京海洋大学 学術研究院 海洋環境科学部門 北出裕二郎 Email:ykitade(at)kaiyodai.ac.jp (at)を@に変えて送信してください。 |