日本水産工学会2024年度春季シンポジウム「漁業における海洋プラスチックごみ問題:対策の現状と今後の展望」のご案内(2024年5月26日開催)
主催 | 日本水産工学会 |
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日程 | 2024年5月26日(日)午後 |
場所 | 東京海洋大学品川キャンパス白鷹館大講義室(対面+オンライン形式) (〒108-8477 東京都港区港南4-5-7) |
参加 | 参加費:無料 申込方法:事前にメールにてお申し込みください。 ※学術講演会に参加申込をされた方は、シンポジウムの申込は必要ありません。 メール件名:「2024年度日本水産工学会春季シンポジウム申込」 必要事項 :①氏名、②所属、③E-mail、④参加方法(対面・オンライン) 宛 先 :jsfe2024sympo(at)gmail.com ※(at)を@に変更してください。 申込締切 :2024年5月17日(金) ※オンラインでの参加をご希望の方は,以下より事前参加登録をお願いいたします。 詳細はこちら |
概要 | 2024年度春季シンポジウムを下記の通り開催いたしますので,ご案内申し上げます。 多数のご参加をお待ちしております。 コンビーナー:東海 正(東京海洋大学)、松下吉樹(長崎大学)、 藤森康澄(北海道大学)、塩出大輔(東京海洋大学) 開催趣旨 マイクロプラスチックを含む海洋プラスチックごみ(以後,海プラごみ)による汚染が地球規模の問題と認識され,プラスチック汚染を終わらせるための国際条約の作成に向けて政府間交渉委員会(INC)において議論が続けられている。海プラごみは,その現存量を含めて実態は明らかでないにも関わらず,ALDFGと呼ばれる遺失,投棄された漁具やリサイクルしづらいことに対する批判も認められる。我が国では、操業中に海中や海底から海プラごみを回収する漁業者の取組が推進されているほか、最近では,漁業者や製網会社などが連携して廃棄漁具のリサイクルに取り組む事例が見られる。こうした取り組みを広げるためには科学的な知見の集積と産学官の連携が必要に思われる。本シンポジウムでは、プラスチック問題に関する国際的な議論の現状と我が国のプラスチック汚染対策,特に漁業に関連した取組を紹介するとともに,海底にあるプラスチックの漁業による現存量の推定と回収の効率性の研究および漁業者による海プラごみ回収を支援する政策を作る上で必要となる科学的知見を収集する研究を紹介し,漁業活動が今後取り組むべき課題やその具体的な方策、さらには必要とされる技術開発などについて意見交換を行う。 プログラム 13:00~10:05 挨拶 木村暢夫(日本水産工学会 会長) 13:05~13:15 企画趣旨 東海 正(東京海洋大学) 座長 内田圭一(海洋大) 13:15~13:40 1. 海洋等におけるプラスチック汚染問題の国内外の状況及び漁業に関連する環境省事業 長谷代子(環境省水・大気環境局海洋プラスチック汚染対策室) 13:40~14:05 2. 海底プラスチックごみの漁業による実態把握と回収効率の推定に関する研究 東海 正(海洋大) 14:05~14:30 3. 海底プラスチックごみの回収支援に向けた手法・技術の開発研究 松下吉樹(長崎大) 14:30~14:40 休憩 座長 塩出大輔(海洋大) 14:40~15:05 4. 漁業における海洋プラスチックごみ問題をめぐる状況と対策(仮題) 津山桂子(水産庁漁場資源課海洋保全班) 15:05~15:30 5. まき網から始まる漁網のリサイクル ーRe:ismの取り組み 木下康太郎(木下製網) 15:30~15:55 6. 北海道における漁網アップサイクルプロジェクト- BE EARTH-FRIENDLY -(仮題) 長谷川拓也(北海道漁業協同組合連合会) 15:55~16:00 休憩 16:00~16:55 総合討論 司会 藤森康澄(北海道大学) 16:55 閉会 綿貫 啓(日本水産工学会 企画担当理事) 詳細は下記Webサイトをご覧ください。 |
問い合わせ先 | 【2024年春季シンポジウムに関するお問合せ先】 東京海洋大学 東海 正、塩出大輔 Email:jsfe2024sympo(at)gmail.com (at)を@に変えて送信してください。 |