住友財団2022年度研究助成公募のお知らせ
住友財団が募集します2022年度の「基礎科学研究助成」および「環境研究助成」についてお知らせいたします。
2022年度 基礎科学研究助成
重要でありながら研究資金が不十分とされている基礎科学研究、とりわけ新しい発想が期待されている若手研究者による萌芽的な研究に対して、以下のとおり助成を行います。なお、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴う対応によっては、募集等に影響が及ぶ場合がございますのでご理解いただきたいと存じます。
助成対象となる研究 | 理学(数学、物理学、化学、生物学)の各分野及びこれらの複数にまたがる分野の基礎研究で萌芽的なもの(それぞれの分野における工学の基礎となるものを含む)。 ● 昨年度の助成対象は当財団のホームページに掲載しています。 |
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応募資格 | 若手研究者(個人またはグループ) ① 国籍に関係なく、日本の大学等の研究機関に所属し、申請に関する所属機関の長(大学の場合は学科長・学部長・病院長等)の承諾がとれるのであれば応募可能です。 ② 上記①以外であっても、日本国籍を持つ者または日本に永住を許可されている外国人は、応募可能です。なお、海外の大学等の研究機関に所属している者は申請に関する所属機関の長の承諾を得ることが必要です。 【注意】 ● 申請者の所属が営利企業等(兼務を含む)の場合には応募不可です。 ● 申請者(グループの場合は代表者)が研究計画の推進に責任を持ち、助成金の管理及び助成期間満了後の報告を確実に行えることを条件とします。 ● 申請者は、本年度当財団の研究助成に複数又は重複して応募はできません。 なお、他の申請者の共同研究者として名前が記されることは問題ありません。 ● 2021 年度基礎科学研究助成に採択された研究者(2020 年度以前に採択された研究者で、助成期間の延長により助成期間中である場合を含む)の、同一テーマでの継続研究の応募も可とします(採択された研究の経過状況を含め「継続研究希望の理由」を申請書に付記。但し、この取扱いは1回限りとします)。 ● 学問の分野等によって「若手」の意味が異なるので、年齢の数字による制限はありません。 |
公募締切 | 2022年4月15日(金)~2022年6月30日(木)日本時間24:00 申請書類を受付け後、登録されたメールアドレス宛に受付番号がメールで送付されます。メールが届かない場合は、できる限り申請された翌日までにメールで以下の宛先まで、必ずご照会下さい。なお、申請書に不備がある場合は、申請の受付を取り消すことになりますのでご注意下さい。 |
詳細 | 応募方法など詳細は下記Webサイトをご覧ください。 応募の詳細はこちら |
問い合わせ先 | 公益財団法人住友財団 TEL:03-5473-0161 Email:basic.science@sumitomo.or.jp |
2022年度 環境研究助成
人類が直面している最大の問題の一つである環境問題の解決・改善に資する研究に対して、以下のとおり助成を行います。なお、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴う対応によっては、募集等に影響が及ぶ場合がございますのでご理解いただきたいと存じます。
助成対象となる研究 | 一般研究:環境に関する研究 分野は問いません。環境問題の解決・改善のためには、多面的アプローチによる分析と様々な対応策の構築が必要と考え、そのためのいろいろな観点(人文科学・社会科学・自然科学)からの研究に対する支援を行うものです。 なお、引続き東日本大震災等震災関連の研究や放射能汚染などの原発事故に関わる研究も歓迎します。 本年度募集課題 「ウイズ・ポストコロナ時代における環境問題の理解および解決のための学際研究または国際共同研究」 新型コロナ禍は収束の兆しが見えず、社会構造にも人々の行動にも大きな影響を与えている。不織布マスク、医療現場での手袋やワクチン注射筒など世界中で多量の使い捨てプラスチックが使われ、新たな環境問題を引き起こしている。リユース、シェアといったこれまで環境に良いと思われていた行動にも再考が必要かもしれない。さらに、 AI やIOT などデジタル化社会の高度化が進んでいるが、その大きな恩恵の影には、スーパーコン ピュータやビッグデータ保存、AI 搭載機器による大量な電力消費等々、新たな資源問題や環境問題 も浮上している。一方で、異常気象による災害はますます頻発化しており、地球温暖化、地球規模 の環境汚染、水や食糧の不足、天然資源の枯渇など問題は深刻化かつ重層化している。 本課題研究は、ウイズコロナ、ポストコロナ時代における環境問題の構造を理解し、その解決を 目指す包括的な学際研究を募集する。具体的には、脱炭素社会、農業・漁業・林業における自然の保 全及び産業としての維持、海陸の生態系の回復、持続可能なエネルギー、再生可能な資源の持続的 利用に向けての取り組み、地域固有または地球規模の大気・海洋汚染、マイクロプラスチック、有 害化学物質などによる環境劣化、衛生の問題の解決などの諸領域において、独創的な研究(地球規模 の課題の場合、国際的な共同研究も)を期待する。 自然科学的アプローチだけではなく、コロナ禍における人間行動や社会経済システムがどう変化し たか・すべきかを探求する人文社会科学的アプローチまたは双方に跨る学際的アプローチも歓迎す る。 |
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応募資格 | 研究者個人または研究グループ ①国籍に関係なく、日本の大学等の研究機関に所属し、申請に関する所属機関の長(大学の場合は学科長・学部長以上)の承諾がとれるのであれば応募可能です。 ②上記①以外であっても、日本国籍を持つ者または日本に永住を許可されている外国人は応募可能です。なお、海外の大学等の研究機関に所属している者は申請に関する所属機関の長の承諾を得ることが必要です。 ①、②とも申請書は、日本語または英語の記入を可としますが、英語の場合は申請書の1ページの研究テーマだけは日本語を併記して下さい。連絡担当者は、日本語で連絡または照会できる連絡担当者(本件に対応可能な方であること)を指定し記入して下さい。 なお、申請者の所属が営利企業等(兼務を含む)の場合には応募不可です。 【注意】 ● 申請者(グループの場合は代表者)が研究計画の推進に責任を持ち、助成金の管理及び助成期間満了後の報告を確実に行えることを条件とします。 ● 申請者は、本年度当財団の研究助成に複数または重複して応募は出来ません。なお、他の申請者の共同研究者として名前が記されることは問題ありません。 |
公募締切 | 2022年4月15日(金)~2022年6月30日(木)日本時間24:00 申請書類を受付け後、登録されたメールアドレス宛に受付番号がメールで送付されます。メールが届かない場合は、できる限り申請された翌日までにメールで以下の宛先まで、必ずご照会下さい。なお、申請書に不備がある場合は、申請の受付を取り消すことになりますのでご注意下さい。 |
詳細 | 応募方法など詳細は下記Webサイトをご覧ください。 応募の詳細はこちら |
問い合わせ先 | 公益財団法人住友財団 TEL:03-5473-0161 Email:basic.science@sumitomo.or.jp |