【環境省主催】海洋プラスチックごみ学術シンポジウムの開催と講演者募集について
環境省では、海洋プラスチックごみに関する科学的知見の現状を学術界を中心に広く発信し共有することで、我が国における研究の裾野を広げるとともに、更なる研究の推進を図ることを目的として、表題のシンポジウムを令和4年3月11日(金)にオンラインで開催いたします。
本シンポジウムは、海洋プラスチックごみの「分布把握と予測」、「発生源・流出経路・微細化」、「生物・生態系影響」、「代替素材・回収技術」の4つのセッションで構成いたします。
上記の分野に関する講演を募集いたします。シンポジウムの傍聴を希望される方の参加登録を受け付けております。
主催 | 環境省 |
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日程 | 令和4年3月11日(金) 9:00~17:30(予定) |
場所 | オンライン開催 |
参加費 | 無料 |
定員 | 500名 |
開催趣旨 | 近年、海洋プラスチックごみによる環境汚染により、生態系、生活環境、漁業、観光業等への悪影響が懸念されています。そのため、重要かつ喫緊の課題として、国連を始めとする様々な国際会議においてその対応が議論されています。この問題に各国が協力して対応するため、2019年6月に開催されたG20大阪サミットでは、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を日本から提案し、各国首脳間で共有されました。このビジョンの実現のためには、国際枠組に基づく取組の推進や、科学的知見の強化等により、実効性のある海洋プラスチックごみ対策を着実に実施することが求められています。 この問題に対して効果的な対策を行うためには、海洋プラスチックごみの量・分布の実態把握、発生源の特定、生物への影響評価などの科学的知見が不可欠ですが、これらの情報は十分に整理・蓄積されているとは言えません。 現在、 世界中の多くの研究者が様々な調査や研究に取り組んでいますが、これまで以上にスピード感を持って研究を発展させるためには、分野間の連携を強化するとともに、新たな研究者の参入を含めた研究体制の一層の強化が必要です。このような課題認識の下、今般、これを解決する一助とするため、海洋プラスチックごみ学術シンポジウムを開催します。 |
詳細 | 詳細は下記Webサイトをご覧ください。 詳細はこちら |