令和元年度日本水産学会東北支部大会の開催について

東北支部長　平井俊朗

本年度の東北支部大会を下記の通り開催いたしますので、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

記

日時：令和元（2019）年10月5日（土）午後〜6日（日）午後

会場：東北大学農学部・青葉山コモンズ（仙台市青葉区荒巻字青葉468-1）

プログラム

(1)ミニシンポジウム　「東北地方におけるアサリ資源の現状と課題（仮）」

（10月5日（土）13:00–17:00）

【コンビーナー】伊藤　博（宮城水技セ）・大越和加（東北大）

【趣旨】

日本のアサリ資源は1980年代後半以降に急激に減少し、現在も低水準の漁獲量となっているが、その原因については明確ではない。東北地方でも同様の傾向を示していたが、東日本大震災による地盤沈下等の影響で漁獲量はさらに低下している。本シンポジウムではアサリ資源の国内外の傾向、東北地方のアサリ資源の現状と取り組みについて意見交換し、アサリ資源回復への方策を探る。

【プログラム】

13:00	開会
13:00–13:05	挨拶千田康司（宮城水技セ）
13:05–13:15	趣旨説明伊藤　博（宮城水技セ）
13:15–16:30	話題提供
座長：大越和加（東北大院農）
13:15–13:50	国内外のアサリ資源の現状と課題大越健嗣（東邦大院理）
13:50–14:10	北海道におけるアサリ資源近田靖子（釧路水試）
14:10–14:30	青森県におけるアサリ資源杉浦大介（青森水総研）・傳法利行（むつ水産事務所）
14:30–14:55	宮城県・福島県におけるアサリ資源伊藤　博（宮城水技セ）・山田　学・佐藤利幸（福島水資研）
14:55–15:10	休憩
座長：伊藤　博（宮城水技セ）
15:10–15:30	東日本大震災により撹乱を受けた松島湾の干潟生態系のその後の変化玉置仁・高橋直也（石巻専修大）・澁谷真人・小瀬知洋（新潟薬科大応用生命）・坂巻隆史（東北大院工）・村岡大祐（水産機構東北水研）
15:30–15:50	万石浦人工干潟における外来生物サキグロタマツメタによるアサリへの食害鈴木聖宏・大越健嗣（東邦大院理）
15:50–16:10	東日本大震災により浸水域となった岩手県陸前高田市小友浦におけるアサリの成長と復興工事の影響片寄　剛（水産機構東北水研）・渡邊琢朗・八木瞭輔・朝日田卓（北里大海洋）
16:10–16:30	東日本大震災後のアサリおよび他の河口域産二枚貝の生態と環境の関係伊藤絹子・柳希受・小島僚将・新井喬之・佐々木民夫（東北大院農）・田中　仁（東北大院工）
16:30–17:00	総合討論
17:00	閉会

(2) 一般研究発表（口頭）

10月6日（日） 8:30-15:00（演題数によって調整予定）

(3) その他

支部　幹事・連絡調整員合同会議（同会場）
10月5日（土）　17:20-17:50

交歓会（学内を予定）
10月5日（土）　18:00-

申し込み方法

１）氏名、２）所属、３）連絡先（住所および電話番号）、４）e-mailアドレス、５）一般研究発表の有無、６）演題、７）ミニシンポジウム出欠、８）交歓会出欠、を下記の申込先（事務局）にお知らせ下さい（e-mail、FAX可）。一般研究発表者は、申込時に下記の様式に従って作成した要旨をe-mailに添付して下さい。なお、支部所属の学生会員及び若手研究者（40歳未満）による発表は、東北支部長賞選考の対象となります。

一般研究発表における発表方法

一般研究発表は口頭発表のみで、一題15分（発表12分、質疑3分）です。発表は、パワーポイントもしくはpdfでの発表とし、ソフトウエアのバージョンはパワーポイント2013で、PCのOSはWindows 10とします。この環境で動作するプレゼンテーションファイルを作成してください。プレゼンテーションファイルについてはUSBメモリーに記録して発表会場に持参し、発表前までにPCにダウンロードしてください。ダウンロードしたファイルについては、発表終了後速やかに削除いたします。発表者は、事前に各自で必ずUSBメモリーのウイルスチェックを実施してください。

発表要旨

演題、氏名および所属機関を記載の上、【目的】【方法】【結果】の順で小見出しを付け、わかりやすく記述し、以下の要領で作成してください。事務局でレイアウトを編集して要旨集を作成します。ファイルは、Text形式またはMS-Word形式としてください。