令和7年度第1回水産増殖懇話会講演会「我が国魚類養殖における諸問題:MEL飼料認証との関係を中心に」

日時:令和7年(2025年)3月26日

場所:北里大学相模原キャンパス

開催方式:対面のみ

企画責任者:北村 志乃(日本水産資源保護協会)・澤田 好史(近畿大学)

参加費:無料

プログラム

13:00-13:05
(5分)
趣旨説明
(北村 志乃 日本水産資源保護協会)
座長 (澤田 好史)
13:05-13:20
(15分)
はじめに.「MEL認証における餌問題」
(垣添 直也 MEL協議会)
13:20-13:50
(30分)
Ⅰ.「養魚飼料の現状と課題」
(佐藤 秀一 福井県立大学)
13:50-14:05
(15分)
Ⅱ.「ぶり養殖における飼料等の課題」
(立川 捨松 黒瀬水産株式会社)
14:05-14:20
(15分)
Ⅱ.「愛南漁協養殖マダイグループMEL認証の取組」
(岡田 孝洋 愛南漁業協同組合)
14:20-14:35
(15分)
Ⅱ.「サケ科魚類養殖の現状及びMELへの期待」
(戸川 富喜 ニチモウ株式会社)
14:35-14:45休憩
座長 (北村 志乃)
14:45-15:05
(20分)
Ⅲ.「養魚用飼料と原料動向について」
(山門 光孝 林兼産業株式会社)
15:05-15:20
(15分)
Ⅳ.「消費者の視点から」
(平野 祐子 主婦連合会)
15:20-15:40
(20分)
Ⅴ.「行政の取り組み」
(柿沼 忠秋 水産庁栽培養殖課)
15:40-17:00
(80分)
総合討論
(ファシリテータ:澤田 好史 近畿大学)
17:00閉会の挨拶
(北村 志乃 日本水産資源保護協会)

企画趣旨

日本発の水産エコラベル認証制度であるマリン・エコラベル・ジャパン(MEL)は、水産資源の持続的な利用、環境や生態系の保全・管理へ積極的かつ効果的に取り組んでいる日本の漁業や養殖業の生産者等を認証する制度である。SDGsなどの観点から、近年では、生餌原料の縮小といった養殖魚の餌に関する問題が挙げられ、対策が求められている。本シンポジウムでは、認証取得に際して喫緊の課題となっている餌の問題を中心に、研究者、養殖現場、行政の立場から問題を考え、今後の養殖認証について議論する。