令和6年度第2回水産増殖懇話会講演会「関西圏の増養殖のホットトピックス」
日時:令和6年9月24日 13:00-17:00
開催方式:対面のみ
企画責任者:木下政人(京都大学)、家戸敬太郎・澤田好史(近畿大学)
会場:京都大学農学部総合館(秋季大会会場)第6会場
プログラム:
13:00-13:05 | 趣旨説明 開会の挨拶 木下政人(京都大学) |
第Ⅰ部 | 座長:木下政人(京都大学) |
13:05-13:45 | 京都府におけるトリガイ増養殖の歴史 谷本尚史(京都府海洋セ) |
13:45-14:25 | 滋賀県の水産業とホンモロコ増養殖の取組 寺井章人(滋賀水試) |
14:25-15:05 | 養殖ノリの食害原因種クロダイの行動生態 高倉良太(兵庫水技セ) |
(休憩) | |
第Ⅱ部 | 座長:家戸敬太郎(近畿大学) |
15:20-16:00 | 大阪府における「あこう(キジハタ)」増殖の取り組み 辻村浩隆(大阪環農水研) |
16:00-16:40 | クエタマの種苗生産と養殖特性 中田 久(近大水研) |
16:40-16:55 | 総合討論 木下・家戸 |
17:00 | 閉会の挨拶 家戸敬太郎(近畿大学) |
企画の趣旨:
FAO の統計による世界の魚介類の漁業生産量を見ると、漁獲による生産量はこの30年間ほぼ変動していないが、養殖による生産量は毎年増加しており、既に漁獲による生産量を上回っている。本邦においても、近年異業種からの養殖業への参入や海外資本の流入により、増養殖への関心が非常に高まっている。本ミニシンポジウムでは水産学会秋季大会会場の京都近辺での増養殖に関連するトピックを紹介し、今後の日本の食文化を継承するための水産業の発展に不可欠と考えられる地域性について知見を深めたい。