令和元年度日本水産学会中部支部大会の開催について

中部支部長 横山芳博

本年度の中部支部大会を下記の日程で開催いたしますので,多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。
 なお今年度は,日本水産学会秋季大会が中部支部(福井県立大学)での開催となることから,秋季大会の会期に合わせて支部大会を開催いたします。そのため,今年度の中部支部大会では総会・シンポジウムを実施し,研究発表は行いません。水産学会秋季大会でのご発表をお願い致します。 
 また,中部支部管内に関わる研究・技術・教育等において優秀な業績を挙げた者に支部長賞を授与する予定です。自薦他薦を問いませんので,沢山の推薦をお待ちしております。支部長賞の募集に関しては支部事務局にお問い合わせください。

日時: 令和元(2019)年9月 8日(日) 13:00~17:30 (受付開始 12:30)
場所:

福井県立大学永平寺キャンパス 共通講義棟L112講義室
〒910-1195 福井県永平寺町松岡兼定島4-1-1
TEL:0776-61-6000 FAX:0776-61-6011
(アクセスについては,日本水産学会秋季大会のホームページ   https://www.gakkai-web.net/gakkai/jsfs/kaikoku/index.htmlをご参照ください)

プログラム:

12:10~12:50 支部幹事会 (L112)
13:00~13:20 支部総会, 表彰式 (L112)
13:30~17:30 シンポジウム
人、環境にやさしい「海からの情報づくり」〜ICT、IoT技術と地域水産業・海洋環境〜
(L112)

(プログラムは進行状況等により変更になる場合があります)

シンポジウム
「人、環境にやさしい「海からの情報づくり」~ICT、IoT技術と地域水産業・海洋環境~

趣 旨:

情報通信技術が進歩を続ける現代。インターネット経由で,「いまの海の情報」を得られる時代を迎えています。福井県沿岸を見ても,海の予報,養殖場の管理,漁場のモニタリング等,次々と新技術の導入が進行中です。本シンポジウムでは,様々な先進事例を紹介し,今後の展望を議論します。

プログラム:

1)漁業者参加型海洋観測とそのデータ処理

滝川哲太郎(長崎大学大学院水産・環境科学走行研究科)

2)漁船観測データ同化による海況予報の精度向上

広瀬直毅(九州大学応用力学研究所)

3)漁場の見える化で沿岸漁業者をサポー

伊藤毅史(佐賀県玄海水産振興センター)

4)福井沿岸域の定置網漁場におけるIoT活用

兼田淳史(福井県立大学海洋生物資源学部)

5)ロボセンを活用した養殖場の高密度・高頻度水質計測の取り組み

二瓶泰範(大阪府立大学海洋システム工学分野/養殖場高度化推進研究センター)

6)養魚管理を目的とした養魚モニタリング手法の構築

米山和良(北海道大学大学院水産科学研究院)

7)IoT、AI技術を活用した自動給餌システムの開発

山中 実(福伸電機株式会社商品事業部)

8)小浜サバ養殖事業におけるIoT活用

細井公富・富永 修(福井県立大学海洋生物資源学部)

総合討論・閉会の辞

一般研究発表:今年度は実施しません(水産学会秋季大会でご発表ください)

大会案内について:

支部会員の皆様には,メールにて支部大会のご案内をお送りいたします。その他の方は,下記,日本水産学会中部支部事務局にご連絡ください。

参加申し込み・費用:

事前の申し込みは不要です。当日会場にお越しください。参加費は無料です

支部長賞推薦:

支部長賞推薦をご予定の場合には,支部事務局にご連絡ください。推薦書式を電子メールにて送付いたします。なお,推薦締め切りは8月9日(金)です。

問い合わせ先:

日本水産学会中部支部事務局(庶務担当:細井公富)
福井県立大学海洋生物資源学部
〒917-0003 福井県小浜市学園町1-1
TEL:0770-52-6300 FAX:0770-52-6003 
e-mail:hosoi@fpu.ac.jp