令和6年度日本水産学会秋季大会 水産学若手の会シンポジウム「水産学若手の会交流企画 新たな連携から見る水平線の先~」

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共催:科学技術振興機構(JST)ACT-X「環境とバイオテクノロジー」領域

日時:2024年3月27日13:00から

場所:京都大学 吉田キャンパス 農学部総合館

開催方法:対面開催

事前登録:不要(当日に登録していただきます)

企画責任者:小祝敬一郎(東京海洋大学)

担当委員:山本 慧史(水産研究・教育機構)・松井 英明(水産大学校)・富安 信(北海道大学)・川村 亘(熊本大学)

企画趣旨

われわれの研究対象である海に関する問題をはじめ、環境問題や社会課題の克服に向けて、研究者への期待は増すばかりです。それらの難題の解決には、独創的なアイデアにより飛躍的な科学・技術革新を巻き起こしうる人材育成が必要です。これには、異分野との融合によるイノベーション創出が欠かせません。本シンポジウムは、JST ACT-X 環境とバイオテクノロジー領域のご共催を受け、異なる学会に所属する若手研究者同士で、新たな視点から水平線を見据える場とします。
今回のシンポジウムでは、学会という枠組みを少し超え、異分野の若手研究者同士が交流し、新たな連携の可能性を模索したいと考えています。他学会からの講演者には、それぞれの分野の最先端の研究をご紹介いただくだけでなく、所属学会の特色や特徴的な研究手法などを紹介していただくことで、皆さんの研究活動に新たな刺激を与えたいと思っています。総合討論では、他学会の若手の会の取り組みや成果の紹介、共同研究の可能性について、皆さんと共に深く掘り下げていきます。
このシンポジウムを通じて、皆さんが異分野の研究者との交流を通じて新たな視点を得るだけでなく、共同研究や知識交流の可能性を広げ、次世代のリーダーとして活躍するための基盤を築いていただければと願っています。普段の水産学会ではなかなか聞くことのできない貴重なお話しもあるかと思います。自由で幅広い情報交換を学会の垣根を越えて行うことが目的ですので、大学や公設研究機関、企業の若手研究者諸氏の積極的な参加を期待しております。また、経験ある研究者のオブザーバーとしての参加も大いに歓迎いたしますので、この機会に是非、若手の会シンポジウムにご参集下さい。

日 時:2024年9月24日13:00から
開催方法:対面開催
参加費:無料
講演プログラム

13:00開会の挨拶
野村暢彦(筑波大学/ACT-X 環境とバイオテクノロジー 研究総括)
13:10環境DNAを用いた魚類生態と多様性の解明
村上弘章(東北大学)
13:35微生物ゲノム情報から “推し” 遺伝子を探して “愛でる”
井上真男(立命館大学)
14:00ウイルスの振る舞いから見つめる、コミュニティーの少し先
高橋迪子(高知大学医学部)
14:25巨大ウイルスはなぜ大きいか
疋田弘之(京都大学・化学研究所)
14:50試験管実験を超える新しい実験系の創出
吉村柾彦(京都大学・iCeMS)
15:15生殖細胞移植で小型サバ科魚種のスマにマグロの精子を作らせる
川村亘(熊本大学)
15:40総合討論 & 閉会の挨拶
小祝敬一郎(東京海洋大学)

お問い合わせ先
水産学会若手の会委員 小祝敬一郎
メールアドレス:koiwai#kaiyodai.ac.jp(#を@に変えてください)