令和3年度日本水産学会中国・四国支部例会の開催について

日本水産学会中国・四国支部
支部長 野田幹雄

令和3年度日本水産学会中国・四国支部例会一般研究発表及びミニシンポジウムを下記のとおりオンラインで開催いたします。一般研究発表はオンデマンド方式、ミニシンポジウムはWeb会議方式で行います。ミニシンポジウムの参加には,支部例会参加登録時にミニシンポジウムへの参加登録が必要になりますので,ご注意ください。皆様、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。

日  時:令和3年(2021年)12月4日(土) 9:00 ~ 12月5日(日) 17:00

会  場:オンライン(オンデマンド方式とWeb会議方式) 
     (開催事務局は水産研究・教育機構 水産大学校)

参加費   :発表,聴講ともに無料

大会スケジュール一覧

月 日時 間行 事
12月4日(土)9:00~12:00ミニシンポジウム
13:00~17:00一般研究発表
 動画による口頭発表
 ポスター発表
 高校生による研究発表
12月5日(日)9:00~17:00
 ~15:00
 ~17:00
一般研究発表(継続)
 質問書き込み終了
 質問に対する回答書き込み終了
注)スケジュールは,発表数により変更の可能性があります。
【一般研究発表の形式】

1)口頭発表(MP4形式のスライドビデオによるアップロード):発表時間10分
(2)ポスター発表(PDFファイルによるアップロード)
(3)高校生による研究発表(ポスター発表のみ,PDFファイルによるアップロード)

※質問については,12月5日15時までに各発表のコメント欄へ記入してください。
※発表者は,各質問に対して,12月5日17時までに回答してください。

参加登録方法(2021年9月21日(火)から11月19日(金)17時までに完了)

2021年11月19日(金) 17時までに,下記URLにおいて,アカウントとパスワードを設定し,参加登録してください。

専用URL: https://sv1.award-con.com/jsfs2021

※サイトにアクセスできない場合は,URLを直接打ち込むか,日本水産学会中国・四国支部のURL(https://jsfs.jp/act/shibu/chu-shi/)からアクセスしてください。

設定に必須な項目は,以下になります。

1)氏名
2)所属
3)所属先住所
4)郵便番号
5)電話番号
6)e-mailアドレス
7)パスワード

アカウントとパスワードを設定すると,メールアドレスに中国・四国支部例会のURLが届きます。この段階では,「仮受付」の状態ですので,設定したアカウントとパスワードでログインし,参加登録を完了してください。参加登録が完了しないと会期中の一般研究発表を閲覧することができません。なお,使用サーバーの関係上,一般研究発表数は最大100題で,参加者は最大200名までとなります。参加・講演を予定している方はお早めに登録をお願いします。講演登録される方は,講演要旨および発表データを期限までにアップロードしてください。

参加申し込み後,一週間以内に参加登録完了の連絡がない場合は,事務局までご連絡ください。

講演登録

講演登録を行うにあたって,下記の「発表要旨」および「一般研究発表における発表形式」に従ってファイルを作成してください。発表は,一人あたり原則2件までとします。ただし,応募者多数の場合は,どちらか1件にさせて頂く場合があります。講演登録には必要事項への記入がありますので,サイト内の指示に従って下さい。なお,35才未満の口頭発表者は,中国・四国支部長賞への選考対象となります。

発表要旨(2021年10月26日(火)17時までに「講演登録」でアップロード)

発表要旨は,以下の要領で作成してください。各要旨はプログラム上で確認できますが,事務局でレイアウトを編集して要旨集も作成します。ファイルは,PDF形式としてください。

  • サイズ(A4,縦),余白は上(35mm),左右および下(30mm)とし,30行で記述してください。
  • 演題,発表者,本文,所属を含めて1ページ(800字程度)にまとめてください。
  • フォントは,全角文字は明朝体(12ポイント),英字はTimes(12ポイント)を使用してください。機種依存文字(丸文字など)は使用しないでください。
  • 一般研究発表の要旨は文字のみとし,図表は使わないでください。
  • 記載順序は,演題,発表者,本文,所属の順に書いてください。所属は(  )でくくり,最下段末尾に書いてください。
  • 発表者が連名の場合は「・」で連ね,講演者の左側に を付けてください。所属が異なるときは,各発表者名の後ろに上付き数字を付し,所属ごとに区別してください。 2021年10月26日(火) 17時までに,一般研究発表者は上記の様式に従って作成した要旨ファイルをアップロードしてください。
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一般研究発表における発表形式(2021年11月2日(火)9時から11月9日(火)17時までに「講演登録」でアップロード)

一般研究発表は口頭発表,ポスター発表および高校生による研究発表(ポスター発表のみ)です。

11月2日以前にアップロードすると,要旨データが上書きされますので,ご注意ください。

口頭発表については,一題10分でスライドビデオを作成し,アップロードしてください。スライドビデオはMP4形式とし,ファイル容量は最大30MBです(サーバーがダウンする可能性がありますので,必ず守ってください)。スライドビデオの作成方法については,別途掲載しますので,そちらを参照してください。

参考としては,文字サイズ12ポイント以上で作成した,音声付パワーポイントのファイルが10MB程度ならば,「標準」でMP4形式に変換すると,おおよそ30MB程度になります。文字サイズ12ポイント以上ならば,動画変換しても画面上での確認は可能でした。

 

ポスター発表については,ポスターは縦横比A4サイズを目安として作成し,PDFファイルとしてアップロードしてください。ポスター内の文章や図表などの文字はPC上で明確に判別できるようにして下さい。ファイル容量は最大30MBです(サーバーがダウンする可能性がありますので,必ず守ってください)

注意事項

  • 要旨以外のダウンロード,録音,録画等は禁止です。
  • 一般による口頭発表とポスター発表は,共同発表者に水産学会員を含んでいれば,非会員でも発表できます。高校生による研究発表は,会員・非会員を問わず発表できます。
  • ウェブ経由で,発表内容が漏洩する可能性がゼロではないことをご認識の上,研究発表に臨んでください。

問い合わせ先(事務局)

〒759-6595 山口県下関市永田本町2-7-1 水産研究・教育機構 水産大学校
日本水産学会中国・四国支部事務局 阿部真比古
Tel:083-227-3927,Fax:083-286-7435 
e-mail: abemahi(at)fish-u.ac.jp
(at)を@に変えて送信してください。

令和3年度日本水産学会中国・四国支部ミニシンポジウムのご案内
「藻場と海藻養殖を取り巻く環境の変化と適応していくための課題」

日  時  :令和3年12月4日(土) 9:00 ~ 12:00

会  場  :オンライン(Web会議方式,Teamsを使用)

※参加希望者は,参加登録時に「ミニシンポジウムに参加する」をチェックしてください。別途URLをお送りします。

●プログラム

9:00-9:05 開会挨拶
野田幹雄(日本水産学会中国・四国支部長)
司会進行:阿部 真比古(水産機構水産大学校)
9:05-9:35 「山口県日本海沿岸における高水温によるアラメ場の衰退とその後の状況(仮)」
村瀬 昇(水産機構 水産大学校)
9:35-10:05 「気候変動による水温上昇が瀬戸内海の藻場・藻類養殖に及ぼす影響(仮)」
島袋 寛盛(水産機構 水産技術研究所)
10:05-10:35 「藻場の衰退・消失に係わるアイゴの採餌行動の特徴と水温上昇の影響(仮)」
野田 幹雄(水産機構 水産大学校)
(休憩 10:35-10:45)
司会進行:司会進行:村瀬 昇(水産機構水産大学校)
10:45-11:15 「環境変動が海苔養殖に及ぼす影響とその対策(仮)」
阿部 真比古(水産機構 水産大学校)
11:15-11:45 「ワカメ養殖を取り巻く環境変動の影響と適応策(仮)」
棚田 教生(徳島県立農林水産総合技術支援センター)
司会進行:司会進行:阿部真比古
11:45-12:00 総合討論
閉会挨拶

開催趣旨:

沿岸に繁茂する藻場は,“海のゆりかご”として多くの生物を育む重要な場所である。また,古くから馴染みがあり,日本の食卓を代表するノリ・ワカメなどの海藻類は,ほぼすべてを養殖に依存している。しかし,近年は,高水温や貧栄養などの環境変動とともに,植食性動物による食害の影響も加わり,藻場の衰退・消失及び養殖海藻の生産量の低下が著しく,国内の海藻をめぐる資源状況は悪化の一途をたどりつつある。環境変動が海藻に与える影響は様々あるが,ここでは今後ますます顕在化すると予想される気候変動との関連を念頭に置きながら,無機的及び生物的な近年の環境変動によって藻場と海藻養殖がどのような影響にさらされているかを紹介し,気候変動を含む環境変動の影響に対してどのように適応していくかを考え,海藻資源の将来について議論する場とすることを目的とする。