令和7年度日本水産工学会シンポジウム「沖合底曳網漁業がTAC管理対象魚種の拡大や海洋環境変動に対処するための要素技術」(2025年12月8日開催)
主催 | 日本水産工学会 |
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日程 | 2025年12月8日 13:00~17:35 |
場所 | 東京海洋大学 楽水会館 (対面方式のみ) |
参加 | 参加費:無料 |
概要 | 令和2年の改正漁業法の施行を契機に、現在、TAC管理対象魚種の拡大が進みつつある。また、黒潮の大蛇行は7年9ヶ月振りに収束したものの、昨今の海洋環境の変動による漁獲対象魚種の分布変化は引き続き、継続することが予測される。 今後、沖合底曳網漁業は、これらの変化への適切な対応が求められる。そこで、本シンポジウムでは、TAC管理対象魚種の拡大や海洋環境変動が沖合底曳網漁業に与える課題を生産現場・資源管理の観点から整理し、持続可能な沖合底曳網漁業を支えうる水産工学的な対応方策について議論する。 まず、①沖合底曳網漁業の漁獲状況の変遷とTAC管理対象魚種の拡大や海洋環境変動によって生じる生産現場での課題や②TAC管理対象魚種の資源評価と資源研究者の立場から持続的な資源の利用のために必要だと考えられる対応策を明らかにする。また、行政の立場から、③漁業法に基づく資源管理の推進とその課題及び対応の方向性について報告する。さらに、④海洋環境の変動が漁獲状況に影響を与えていると推察されるスルメイカの事例の紹介と今後の海洋環境の変動の予測を示す。①~④の話題提供の整理を行った上で、生産技術の観点から課題克服のために必要となる要素技術に関する研究のレビューや実例とこれから求められる研究課題について提案する。 詳細は下記Webサイトをご覧ください。 |
問い合わせ先 | 水産大学校 梶川和武 Email:kajikawa(at)fish-u.ac.jp (at)を@に変えて送信してください。 |