笹川平和財団海洋政策研究所「インド洋及び太平洋のマグロ漁業における協力と持続的な開発」(2025年10月6日開催)

主催 笹川平和財団海洋政策研究所
日程 2025年10月6日(月)
場所 笹川平和財団ビル11階国際会議場またはオンライン(YouTube)配信
参加 参加費:参加無料・要予約
申込締切:2025年10月3日(金)
概要 世界のマグロのほとんどはインド洋又は太平洋で漁獲され、世界市場や、沿岸で漁業を行う多くの発展途上国の食料安全保障、生活、収入、経済発展に重要な貢献をしています。これらの漁業の長期的な持続可能性は、多数の沿岸国及び遠洋漁業国の効果的な協力と、西部・中部太平洋漁業委員会(WCPFC)とインド洋まぐろ類委員会(IOTC)を通じた包括的なガバナンスにかかっています。インド太平洋地域が、幅広い参加と遵守を可能にし、持続可能な開発目標を達成し、これらの漁業の長期的で持続可能な発展を確保するためには、開発と管理に関する複雑な課題を解決することが極めて重要です。 本セミナーでは、このような課題に取り組み、公平で持続可能な漁業への道筋を模索します。
・セッション1:太平洋漁業の未来:持続可能な開発と包括的ガバナンスのための道筋 トランスフォーム・アコラウ教授は、太平洋の漁業を持続可能に発展させるための戦略について講演します。包摂的なガバナンス、地域協力、レジリエンス強化を中心に、太平洋の小島嶼開発途上国(SIDS)がマグロ資源から長期的な利益を得るための方法に焦点を当てます。
・セッション2:海の共同利用と共に歩む未来:マグロ資源の利用における産業的漁業と小規模漁業のニーズの調和 フセイン・シナン博士は、インド洋における開発途上の沿岸国がマグロ漁業を成長させるための公平で包摂的な道筋について講演します。政治的な現実、気候変動の影響、そして20年以上停滞している漁獲枠の配分交渉をいかに協力して乗り越えるかを議論し、小規模漁業の生計、産業的利益、そして世界的な需要のバランスを持続可能な形で実現する必要性を強調します。
・セッション3:国際漁業における配分の進化 クエンティン・ハニック教授は、国際漁業における「配分」の役割がどのように進化しているかについて講演します。かつては抽象的な経済概念であった権利ベースの管理が、現在では公平性と持続可能性の両立を図るための不可欠な枠組みへと変化していることを解説します。 【日

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問い合わせ先 笹川平和財団 海洋政策研究所
Email:oceanpolicy-event(at)spf.or.jp
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