九州大学大学院農学研究院資源生物科学部門動物・海洋生物科学講座アクアフィールド科学分野助教候補者の推薦について(2021年10月25日締切)

職・人数

助教・1名

所属・専門分野

今回採用する助教は,大学院農学研究院 資源生物科学部門 動物・海洋生物科学講座に所属し,大学院生物資源環境科学府 資源生物科学専攻 動物・海洋生物科学教育コース,および農学部生物資源環境学科 動物生産科学コース 水産科学分野担当教員となります。
当該職が担当するアクアフィールド科学分野は,家畜生体機構学分野,動物繁殖生理学分野,畜産化学分野,代謝・行動制御学分野,家畜生産生態学分野,海洋生物学分野,水産増殖学分野,水産生物環境学分野とともに動物・海洋生物科学講座を構成しています。当該講座は,陸・水圏における資源生物の持続的安定供給ならびに生存環境の保全を目的として,生物生産の基盤である生命現象の生理・生態学的解明,機能性物質の探索と健康科学への応用,生態系に配慮した生物生産システムの構築,多様な生物資源の生存環境保全等,生物資源の生産環境・生命科学に関する諸問題を多様な観点から解明する為の教育研究を推進することを目指しています。
当該部門,当該講座の目標を実現するにあたっては,水産生物資源の再生産機構の解明を通して,その持続的安定供給に関すること,特に,環境調和型動物生産システムの構築ならびに多様な資源動植物の生存環境の保全と整備に関する教育研究が不可欠です。
その中でも,
1)マクロベントス類を使った河口域生態系の構造・機能の評価と長期モニタリング技術の開発
2)塩性湿地,干潟における生態系の再生とその効果検証のための学際的研究
3)マクロベントス類の生態・生活史の解明とその保全に関する教育研究
等の領域における教育研究を推進することがとりわけ重要です。またこれらの領域の教育研究に対する社会的な要求も大きいものです。
本選考委員会では,上記の研究領域における優れた研究業績を有し,先進的な教育研究を推進可能で,当該講座の将来構想の実現に大きく寄与しうる方を求めます。また,生物資源環境科学府附属水産実験所の管理・運営を担当し,その施設・設備の学内外からの学術利用を推進するとともに,地域貢献に活用できる方を求めます。

応募資格

博士の学位を有するとともに,上記の領域1)~3)において優れた業績と該博な識見を有し,学部および大学院担当教員として学生の教育や研究指導に熱意をもって取り組む方。

提出締切

令和3年(2021年)10月25日(月)17:00

応募方法の詳細は下記URLよりPDFをご覧ください。

http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/news/file/p210913.pdf

問い合わせ先

九州大学 大学院 農学研究院
アクアフィールド科学分野助教候補者選考委員会
委員長 大嶋 雄治
電話:092-802-4607
E-mail:oshima.yuji.493(at)m.kyushu-u.ac.jp
(at)を@に変えて送信してください。