令和5年度第2回水産増殖懇話会講演会「内水面増殖と遊漁」

タイトル:「内水面増殖と遊漁」

企画責任者:東京海洋大学 吉崎悟朗 近藤秀裕

日時:令和5年9月22日 13:00~17:00

開催方式 対面のみ

参加費:無料

 内水面における遊漁は人気の高いレクリエーションであり、遊漁料収入は内水面漁協の重要な収入源である。では、どのようにして内水面の遊漁対象種の増殖をはかるのが効率的かつ持続的であろうか?最近の研究の進展により、長年にわたって行われてきた人工種苗の放流やその放流方法が、資源増殖の観点から必ずしも効率的ではないことが明らかになってきた。本シンポジウムでは、最新の科学的知見に基づく新たな遊漁対象種の増殖方法を紹介し、漁協や行政の立場からの提言もいただきながら、内水面の増殖と遊漁の発展に向けた道筋を議論する。

13:00-13:05 趣旨説明 開会の挨拶
座長 吉崎悟朗
13:05-13:50 日本の内水面の漁業、遊漁、増殖の現状 (中村智幸 水産機構)
13:50-14:35 費用対効果を意識したアユの増殖 (坪井潤一 水産機構)
14:35-14:45 休憩
座長 近藤秀裕
14:45-15:15 渓流魚の増殖における種苗放流のあり方 (山下耕憲 群馬水試)
15:15-15:45 放流に頼らない増殖-志賀高原雑魚川の事例紹介- (下山 諒 長野水試)
15:45-16:15 上野村漁協における増殖と釣り場管理 (松元平吉 上野村漁協)
16:15-16:45 内水面増殖の課題と対応の方向性 (生駒 潔 水産庁)
16:45-16:55 総合討論
16:55-17:00 閉会の挨拶