令和7年度 日本水産学会九州支部 支部大会・総会・例会の開催について

日本水産学会九州支部長
長富 潔

表記大会・総会・例会を下記のとおり開催しますので、多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。
なお、 本年度も昨年度と同様に 支部 大会・総会および 支部例会を同時開催 いたします。
皆様のご協力ならびにご参加 を よろしくお願いいたします。

日時:令和7年(2025年)12月6日(土)、7日(日)の2日間

場所: 長崎大学水産学部 講義室・会議室, 文教スカイホール

プログラム

12月6日(土)
1) 受付開始(13:00~)
2) 支部幹事会(13:3 0~14:15)
3) 支部総会(14:30~15:00)
4) 一般研究発表 (口頭発表 , 15:00~18:00)
5) 会員交歓会(18:30~20:30)
 会場:長崎大学内もしくは周辺の飲食店
 会費: 4,000 円

12月7日(日)
1) 受付開始(8:30~)
2) 高校生による研究発表(ポスター発表,9:00~10:00)
3) 支部例会(シンポジウム,10:30~12:40)
 テーマ「九州から食の未来を考える」
4) 表彰式(一般研究 , 高校生による研究発表)( 12:40~12:45)

シンポジウムは一般公開のため、参加無料です。会員外の方にもご案内いただき、積極的なご参加をお願いいたします。

一般研究発表の申し込み

(口頭発表のみ。今大会ではポスター発表は行いません)
申込先:長崎大学水産学部 吉田 朝美( y-asami(at)nagasaki-u.ac.jp ((at)を@に変えて送信してください。))
申込期限令和7年(2025年)11月7日(金)
申込資格:申込者は、日本水産学会九州支部正会員または学生会員に限ります。ただし、会員以外の方が会員との連名で講演を行うことは可能です。
申込方法:E-mailでの申し込みをお願いします。メールの件名・標題は「日本水産学会九州支部大会一般研究発表の申し込み」と記載し、メール内容は、以下の情報を列記してください。
1) 氏名
2) 会員種別(正会員 ・ 学生会員 ・ 非会員)
※非会員の場合は、連名の会員氏名を記載ください。
3) 所属機関
4) 連絡先( E-mailアドレス・電話番号)
5) 発表題目
6) 支部例会 シンポジウム 参加の可否(可 ・ 否)
7) 会員交歓会参加(事前参加申込)の可否(可 ・ 否)以下参照
8) 口頭発表者は、要旨を添付

また、以下の作成した発表要旨については,添付ファイルにて送付ください。

会員交歓会の参加申し込み

一般研究発表者以外で会員交歓会に参加される方は、E-mailにてご連絡 ください 。
申込期限: 令和7年(2025年)11月21日(金)
事前に参加者数を把握する必要がございますので、ご協力お願いいたします。
申込先:長崎大学 水産学部 吉田 朝美( y-asami(at)nagasaki-u.ac.jp ((at)を@に変えて送信してください。))

一般研究発表要旨 作成要領

1) 別添様式を用いて、Microsoft Word Win or Mac)で作成してください。(余白設定:左右 各 2.5 cm、上 2.5 cm、下 16 cm、A4版の上半分に相当します)
2) 題名と氏名は中央に揃え、氏名の後に所属の略記を( )で囲んで入れてください。連名の場合は・印で連ね、講演者の左肩に○印をつけてください 。
3) 本文は、図・写真などは入れず、文字のみで作成してください。
4) 講演要旨集作成のためレイアウトを調整することがあります。 ご了承ください。

一般研究発表要領(口頭発表のみ)

口頭発表の資料提示は、Microsoft PowerPointで作成したファイルを PC用液晶プロジェクターにより投影して行います。こちらで準備するソフトのバージョンは Power Point for Microsoft 365、PCのOSは Windows 10です (予定)。 動画は使用できません。発表当日は、PCにデータを入れる時間を設けますので、ファイルを入れたUSBメモリーをご持参ください。なお、PCに入れさせていただいたファイルは、講演終了後に速やかに廃棄します。発表時のスライドの進行は各自においてPCを操作してください。発表時間は15分(講演 12分+討論 3分)です。

その他

学生会員による一般研究発表では優秀な発表に対して優秀発表賞を授与します。学生会員の発表申し込みは自動的にノミネートされますが、希望しない場合はメールでお知らせください。

問い合わせ先

日本水産学会九州支部庶務幹事 吉田 朝美
〒852-8521 長崎市文教町 1-14 長崎大学水産学部
TEL: 095-819-2801
E-mail: y-asami(at)nagasaki-u.ac.jp
(at)を@に変えて送信してください。)


令和7年度 日本水産学会九州支部例会(シンポジウム)
ながさきBLUEエコノミー 令和7年度市民講座 プログラム(案)

「 九州から食の未来を考える 」

日時: 令和7年12月7日(日) 10:30~12:40

場所: 長崎大学 文教スカイホール

プログラム

10:30-10:35開会挨拶
征矢野 清 (ながさきBLUEエコノミー プロジェクトリーダー)
10:35-10:40趣旨説明
吉田 朝美 (長崎大学水産学部・日本水産学会九州支部庶務幹事)
Ⅰ. 大学発ベンチャーが変える新たな養殖業の未来
座長:中尾 実樹 (九州大学大学院農学研究院)
10:40-10:55超高速の品種改良で日本の水産業に貢献する
荻野 哲也(リージョナルフィッシュ株式会社)
10:55-11:10温暖海域における持続可能なサケマス養殖:高温耐性種苗の作出によるサクラマス生産
内田 勝久(宮崎大学農学部・株式会社Smolt技術顧問)
11:10-11:20ながさきBLUEエコノミーと魚食推進による地域活性化の取り組みについて(仮)
松本 誠司 (ながさきBLUEエコノミー 副プロジェクトリーダー)
11:20-11:30休憩
Ⅱ. 食料危機解決の鍵となる次世代食品
座長: 吉田 朝美(長崎大学水産学部)
11:30-11:40細胞農業:未来の食を支える科学の可能性
洪 貴美子(The Good Food Institute Japan)
11:40-11:50畜肉や魚類の細胞を培養してつくる細胞性食品の開発動向(仮)
洲鎌 なつ(日本細胞農業協会)
11:50-12:05次世代の水産食品を考えよう
上野 幹憲 (長崎大学水産学部)
12:05-12:20ニワトリ胃(砂肝)の培養肉化でフードロスを減らそう
中村 真子 (九州大学大学院農学研究院 )
12:20-12:35総合討論
座長: 吉田 朝美(長崎大学水産学部)
12:35-12:40閉会挨拶
長富 潔 (日本水産学会九州支部 支部長)

※現時点では講演題目が不確定であったり、話題提供者が未定の部分があります。確定次第、差し替えます。

企画の趣旨

近年、世界的な気候変動や環境問題などのグローバルリスクの影響によりタンパク質生産を担う養殖業や畜産業による食料生産が伸び悩んでいる一方で、人口爆発や新興国の経済成長などにより魚や肉などのタンパク質を多く含む食品の需要が高まっています。そのため、近い将来、タンパク質の需要が供給を上回る「タンパク質危機(global protein crisis)」が起こると世界的に懸念されています。食料危機の一つであるこの世界的な課題の解決には、養殖の効率化や気候変動に対応した新たな養殖技術の開発や、新たなタンパク質生産方法の開発が必要不可欠です。本シンポジウムでは、これらの技術開発の研究や大学発ベンチャーの取組みに加えて、魚食推進による地域活性化の取組みも紹介します。九州の研究者や企業、更には市民の皆様と共に食の未来を考える機会となれば幸いです。

共催: 日本水産学会九州支部,ながさきBLUEエコノミー,長崎大学