令和7年度日本水産学会秋季大会 水産学若手の会シンポジウム「先輩たちとの対話で見つけるキャリア~多様なキャリアから選ぶ自身の進路~」

同時開催:次期科学技術・イノベーション基本計画の検討状況の説明および意見交換会

概要

日時:令和7年(2025年)9月24日(水)13:00~17:00

場所:広島大学生物生産学部C303(日本水産学会秋季大会第5会場)

企画責任者:鈴木 凜太郎(㈱ゼンショーホールディングス)、板倉 光(東京大学)、王 曜(長崎大学)、川村 亘(熊本大学)、村上 弘章(東北大学)、松井 信太郎(九州産業大学)

プログラム

13:00開会挨拶・趣旨説明
鈴木 凜太郎(㈱ゼンショーホールディングス)
13:10研究の世界に魅せられて、そのまま博士進学してみた話
古川 雄裕(三重大学大学院)
13:20研究者としての第一歩を模索する博士課程の視点
竹中 浩貴(東京大学)
13:30海洋毒素研究から見えるキャリアのかたち
尾山 輝(産業技術総合研究所)
13:40県の水産技術職の特徴
下前 敦(佐賀県玄海水産振興センター)
13:50理学研究から真珠養殖の企業研究者へ
橋本 直樹(㈱ミキモト)
14:10グループディスカッション・自由交流
16:20次期科学技術・イノベーション基本計画の検討状況の説明および意見交換会
小祝 敬一郎(東京海洋大学)
16:50閉会挨拶

企画趣旨

水産学の知識や技術は、アカデミア・公設試・企業など多様なフィールドで活用されており、それぞれの領域に異なる魅力が存在する。一方で、進路選択や将来のキャリアに悩みや不安を抱える若手の方も多いのではないか。
本シンポジウムでは、博士課程の学生や若手教員、公設試や企業の研究者を招き、進路選択の背景や現在の業務内容、やりがいなどについて紹介する。さらに、一方的な講演形式ではなく、参加者と登壇者が近い距離で意見を交わす「対話」を通し、キャリア形成に関する悩みや不安の解消につながることを目指す。
進路やキャリアに絶対的な正解はなく、自分らしい道を見つけることが重要である。多様なロールモデルとの出会いを通じて、参加者が自身の価値観や興味に合った進路を考える契機となることを期待している。学部生・大学院生・ポスドク・若手職員など、すべての若手ならびに、経験豊富な研究者のオブザーバー参加も歓迎し、世代を超えた対話と交流を通じて、共に未来を描いていく場としたい。
また、本シンポジウムと同時開催で、内閣府にて検討中の次期科学技術・イノベーション基本計画の検討状況の説明および意見交換会を開催する。内閣府では、2026年度から2030年度までの5年間を対象とする次期科学技術・イノベーション基本計画の検討が進められており、当日は、内閣府担当者から次期計画案の検討状況の説明の後、皆様からの幅広い意見を歓迎する。

問い合わせ先

水産学若手の会
E-mail: young(at)jsfs.jp
(at)を@に変えて送信してください