水産学若手の会交流企画「水産科学のクロスカルチュラルな実践」

日時:令和7年(2025年)3月26日(水)13:00-16:00

場所:北里大学 相模原キャンパスL2号館

企画責任者:呉 海云(東京海洋大学),富安 信(北海道大学),鈴木 凛太郎(株式会社ゼンショーホールディングス 中央技術研究所),立山 和樹(マルハニチロ),小祝 敬一郎(東京海洋大学)

プログラム

13:00開会の挨拶・趣旨説明
企画責任者:呉 海云(東京海洋大学)
海外での研究経験を持つ日本人研究者 座長:立山和樹(マルハニチロ)
13:10英語も文化も壁だらけ? 海外で研究し,暮らしながら学んだ適応のコツ
板倉 光(東京大学 大気海洋研究所)
13:30研究留学から得られる学びについて
山本慧史(水産研究・教育機構 水産技術研究所)
13:50国際共同研究初心者が思うこと
小南友里(東京大学大学院農学生命科学研究科)
日本で活躍する外国人研究者 座長:富安 信(北海道大学)
14:10日本での生活と研究活動の感想
朴 相圭(株式会社 ウェザーニューズ)
14:30言語や文化の壁を乗り越えた日本での研究生活の調和と成長
王 曜(長崎大学大学院総合生産科学研究科)
14:50Seabirds as bio-indicators of fisheries resource, fishing activity and the marine environment: a cross-cultural perspective
ティエボ ジャンバティス(北海道大学水産科学院)
15:10休憩
15:25パネルディスカッション & グループディスカッション
座長:鈴木凛太郎(株式会社ゼンショーホールディングス 中央技術研究所)
15:55閉会の挨拶
水産学若手の会委員長:小祝敬一郎(東京海洋大学)

企画趣旨

水産学若手の会が主催する本シンポジウムでは,クロスカルチュラルな環境での水産科学研究にフォーカスし,海外経験を持つ日本人研究者と日本で活躍する外国人研究者を迎えて,異文化下での研究の醍醐味や課題,新たなコラボレーションの可能性を語り合います。海外で培った知見をどのように活かすのか,日本の研究現場にどう適応し,どんな挑戦を乗り越えてきたのか。実際のエピソードを交えながら,国際共同研究を円滑に進めるためのエッセンスを一緒に見つけていきましょう。水産学はもちろん,環境科学や生物学,工学など多彩な分野からの参加を歓迎し,幅広い視点やアイデアの融合を期待しています。国際共同研究に関心を持つ方,異文化環境での研究に挑戦したい方,新たな研究ネットワークを築きたい若手研究者はもちろん,豊富な経験を持つ方のオブザーバー参加も大歓迎です。世代や国籍を超えた交流を通じて,持続可能な国際共同研究の基盤を一緒に育てていきましょう。次世代の水産学をリードする若手研究者が主催するからこそ生まれるエネルギーとアイデアを,ぜひこの機会に体感してください。皆様のご参加を心よりお待ちしています。