令和6年度日本水産学会中国・四国支部例会の開催について

日本水産学会中国・四国支部
支部長 足立真佐雄

令和6年度日本水産学会中国・四国支部例会一般研究発表、高校生研究発表、およびミニシンポジウムを下記のとおり対面で開催いたします。このうち、ミニシンポジウムの参加には、支部例会参加登録時にミニシンポジウムへの参加登録が必要になりますので、御注意下さい。皆様、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

  1. 日時:令和6年(2024年)11月30日(土)13:00 〜 12月1日(日)11:40
  2. 会場:高知大学朝倉キャンパス(高知県高知市曙町2丁目5−1)
  3. 参加費:発表、聴講ともに無料
  4. 例会スケジュール一覧
月日行事時間
11⽉30⽇⼀般研究発表13:00 〜 15:30
ポスター発表15:30 ~ 16:30
12月1日ミニシンポジウム9:00 ~ 11:40

注)スケジュールは、発表数により変更の可能性があります。

  1. 申込方法
    申し込み用紙に必要事項を記入の上、以下にお送り下さい。
    *送付先:令和6年度日本水産学会中国・四国支部例会事務局:今城雅之宛
    e-mail: m-imajoh(at)kochi-u.ac.jp
    *(at)を@に変えて送信して下さい。
    *申し込みを受け付けたら、その旨メールをお送りします。返信のメールが届かない場合は、電話でお問い合わせ下さい(Tel:088-864-5151)。
  2. 申込締切期日
    1) 口頭発表・ポスター発表を希望される方
    発表申し込み、講演要旨原稿の送付
    令和6年10月7日(月)~ 10月31日(木)
    *なお、35才未満の口頭発表者は、中国・四国支部長賞の選考対象となります。
    *シンポジウム参加の有無もご記入ください。
    2)例会、シンポジウム参加のみの方
    参加申し込み
    令和6年10月7日(月)~ 10月31日(木)
    3) 懇親会
    事前申し込みのみ:6,000 円
    *参加費は当日会場で徴収します。
  3. 要旨集について
    ・要旨集の冊子体は作成しません。
    ・要旨集のファイルを、当日会場にてオンラインで閲覧・ダウンロードして頂きます(参加者限定)。

【一般研究発表の形式】

1.演者の皆様へ(注意事項)

1)発表において、知的財産に関わる内容、並びに先端技術や機微情報の取扱いは十分にご注意下さい。学会および大会実行委員会では、参加者の限定や禁止事項の周知徹底などの対策に取り組みますが、こうした禁止行為が行われる可能性を完全には排除できません。

2)演者の発表内容が他者の著作権を侵害することで生じる問題の責任の一切は、演者にあります。他者が著作権を持つ映像、画像(図表、イラストなどを含む)、音声を安易に用いないようにご注意下さい。なお、文献の適切な引用は問題ありません。

研究発表は、次に従って下さい。

1)原則として未発表の研究に限る。

2)一般による口頭発表とポスター発表は、共同発表者に水産学会員を含んでいれば、非会員でも発表できます。

3)同一の演者は、1回の大会において2題目を上限として発表できます。ただし、応募者多数の場合は、どちらか1件にさせて頂く場合があります。

4)共同発表者以外による代読は、座長がやむを得ない事情と判断した場合以外には認めません。

また、日本水産学会大会規程には、発表における撮影、録画、録音の禁止に関する以下の条項があり、今回もこれに則って実施されますが、発表者は、スライドやポスターの表示を含め発表内容には十分にご注意ください。なお今回の発表に関連して生じたトラブル等には、日本水産学会中国・四国支部は一切の責任を負いません。

(発表における撮影、録画、録音の禁止)

第7条

口頭発表、ポスター発表、シンポジウム、講演会など研究発表が行われる場所においては、発表者の了解を得ることなく、撮影、録画、録音する行為の一切を禁止する。ただし、学会が承認したものはこの限りではない。

2.口頭発表

口頭発表は、全て対面型式により行います。口頭発表の資料は、パワーポイントを演者自身がPCから操作します。詳細は以下をご覧ください。

口頭発表時間13分:発表10分、質疑応答3分

1)口頭発表で使用するPCはWindowsで、使用するソフトウェアはMicrosoft Office PowerPointです。各自で作成した発表資料ファイルはPC用液晶プロジェクターにより会場スクリーンに投影します。発表資料ファイルを入れた USBメモリ(必ずウイルスチェックをしてからお持ちください)を各自会場にご持参ください。

2)発表資料ファイルの会場設置のPCへのコピーはセッション開始前(11月30日:12:30まで)に行って下さい。なお、発表資料ファイルには講演番号と氏名(例:999 高知)の名前を付けて下さい。

3)演者は、発表30分前までに会場に入室して下さい。

4口頭発表の1演題の時間は13分(発表10分、質疑応答3分)です。9分経過時に予鈴1回、10分で本鈴2回鳴ります。13分で3回、以降1分経過ごとに警告鈴が3回鳴ります。演者の皆様には発表時間の厳守をお願いします。発表資料のスライドの送りは演者自身で操作して下さい。

5)質疑応答は、座長が質問者を指名します。

6)PCへコピーされました発表ファイルは、大会終了後、責任をもって削除いたします。

3.ポスター発表(一般ならびに高校生)

1)ポスターの掲示範囲は縦135 cm横87 cm (A0サイズが掲示できるスペース)。この範囲で掲示できるポスターを作成して下さい。

2)ポスターの掲示作業は各発表日の14:00までに発表者自身で完了してください。講演番号を指定したボード等を用意します。

3)ポスターの掲示は11月30日(土)の12:30〜16:30です。このうち討論時間は15:30〜16:30です。この時間帯には発表者はご自身のポスター前に待機してください。ポスターの撤去は各発表日の17:00までに完了してください。

4)お忘れになった場合、当面は事務局で保管しますが、その後は廃棄します。

4.発表要旨

講演登録を行うにあたって、下記の「発表要旨」に従ってファイルを作成してください。発表は、一人あたり原則2件までとします。講演登録には必要事項への記入が ありますので 、参加申し込みに記載の上、講演要旨とともに事務局窓口へお送りください。

発表要旨は、以下の要領で作成してください。ファイルは、PDF形式としてください。

サイズ(A4、縦)、余白は上(35 mm)、左右および下(30 mm)とし、30行で記述してください。

演題、発表者、本文、所属を含めて1ページ(800字程度)にまとめてください。

フォントは、全角文字は明朝体(12ポイント)、英字はTimes(12ポイント)を使用してください。機種依存文字(丸文字など)は使用しないでください。

要旨は文字のみとし、図表は使わないでください。記載順序は、演題、発表者、本文、所属の順に書いてください。所属は( )でくくり、最下段末尾に書いてください。

発表者が 連名の場合は「・」で連ね、講演者の左側に○を付けてください。所属が異なるときは、各発表者名の後ろに上付き数字を付し、所属ごとに区別してください。

問い合わせ先(事務局)

〒783-8502 高知県南国市物部乙200
高知大学 日本水産学会中国・四国支部事務局 今城雅之
Tel: 088-864-5151、Fax: 088-864-5151
e-mail: m-imajoh(at)kochi-u.ac.jp
(at)を@に変えて送信してください。


令和6年度日本水産学会中国・四国支部ミニシンポジウムのご案内

「地域に根ざした魚病研究」

日 時 : 令和6年12月1日(日)9:00 〜 11:40

会 場 : 高知大学朝倉キャンパス(高知県高知市曙町2丁目5−1)

※参加希望者は、参加申し込み時に登録してください。

プログラム

9:00 〜 9:05開会挨拶
足立 真佐雄(日本水産学会中国・四国支部長)
9:05 〜 9:10趣旨説明
今城 雅之(高知大学)
座長:足立 真佐雄(高知大学)
9:10 〜 9:30「養殖エビの疾病診断と疾病制御の未来」
伊丹利明・水上雅晴(福山大学)
9:30 〜 9:50「地方公設機関における魚病診断と対策の難しさ」
福田 穣(大分県水産養殖協議会)
9:50 〜 10:10「養殖現場から見た魚病と問題点」
山本 剛(東町漁業協同組合)
座長:莚平 裕次(高知大学)
10:10 〜 10:30「アユの通称ボケ病の原因究明と対策技術の開発」
石川 孝典(栃木県水産試験場)
10:30 〜 10:50「マダイエドワジエラ症の蔓延要因と早期発見に関する研究」
竹内 久登(愛媛大学)
10:50 〜 11:10「連鎖球菌の問題について」
今城 雅之(高知大学)
11:10 〜 11:40総合討論

【開催趣旨】

日本における魚病問題は、水産増養殖業の発展とともに1960年代から頻発するようになり、細菌感染症を中心に、その対策の必要性を背景にして、魚病研究が本格的に始まった。そして、魚病学という学問体系の中で、次第に展開される研究分野が細分化していき、研究内容も多様化して複雑多岐にわたるようになる。そこで、本シンポジウムでは、魚病研究の原点とも言える現場研究を通じて、魚病学の本来の目的、すなわち、水生動物に発生する病気の制圧を目指すことで地域貢献していくことの意義を改めて考える貴重な機会を提供したい。