日本海洋学会ナイトセッション「国連海洋科学の10年 市民団体との恊働に向けて」(2021年9月13日開催)

標記ナイトセッションが日本水産学会共催のもと下記のとおり開催されますのでお知らせします。

開催日時

2021年9月13日(月)17:00~18:30
(オンライン懇親会18:30~19:30)

会場

オンライン

主催

日本海洋学会

共催

日本水産学会,日本海洋政策学会

コンビーナー

森岡優志(海洋研究開発機構)、近藤能子(長崎大学)、伊藤幸彦(東京大学大気海洋研究所)、田中広太郎(笹川平和財団海洋政策研究所)

趣旨

国連海洋科学の10 年(以下、海洋10 年という)は、国連が掲げる持続可能な開発のためのアジェンダ2030 を達成するために、海洋科学を駆使して持続可能に海洋を利用し管理する国際的な枠組みである。2021 年から2030 年までの10 年間を対象として、世界各地で海洋10 年に関する取り組みが行われる予定で、日本からの貢献も期待されている。2021 年2 月には日本国内委員会が正式に発足し、海洋10 年に向けた日本の取り組みの事例集などがウェブ上で公開されている。2021 年6 月には海洋10 年で最初のハイレベル会合や海洋若手専門家(ECOP)のオンラインイベントが行われ、海洋10 年の機運が世界各地で高まっている。
日本海洋学会では、2019 年秋季大会以降、海洋10 年に向けた国内準備状況の紹介や海洋科学者サイドと社会的ニーズとの関わりについての議論を進めてきたが、これからの海洋科学研究を担う若手研究者との連携は十分ではない。また、海洋10 年は海に関わる専門家だけでなく、教育、行政、民間、NPO/NGO など、あらゆる分野の海洋関係者を対象としており、持続可能な海の将来について様々な視点から議論を行い、1つ1つ具体的な活動につなげていくことが重要である。
このナイトセッションでは、海に関わる国内の専門家やステークホルダーを交えて、海洋10 年の国内外の動向や取り組みの事例を共有し、専門分野や世代を超えてネットワークを構築することを目的とする。一生に一度と言われる、海洋10 年の機会を活かして、私たちが求める海の将来を共に考え、行動につなげる契機とする。

参加方法やプログラムは下記URLもしくはPDFをご確認ください。

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問い合わせ先

森岡優志(海洋研究開発機構)
morioka_at_jamstec.go.jp (_at_を@にご変更ください)