国際水圏メタゲノムシンポジウム2019(2019年11月23・24日開催)
日本水産学会後援のもと下記のとおり開催されます。
記
企画趣旨
日本近海は、世界的に見ても生物多様性が極めて高い海域であり、豊富に存在する海洋生物資源についての研究が精力的に行われてきました。近年、メタゲノム解析を含むゲノムサイエンスの成果により、これらの研究が飛躍的に進展しています。既に2013年には北里大学および水産研究・教育機構は同名の国際シンポジウムを実施しておりますが、今回は6年間に及ぶ北里大学とKAUSTの海洋メタゲノム共同研究プロジェクトや水産研究・教育機構で得られた成果を、また、その後の水圏メタゲノム研究の最新の知見や直面している課題をテーマとして、シンポジウムを開催します。
本シンポジウムには、イントロンの発見で1993年にノーベル生理学・医学賞を受賞されたリチャードJロバーツ博士、1997年にノーベル物理学賞を受賞された元米国エネルギー庁長官のスティーブン・チュー博士をお招きして、ご講演頂く予定です。
開催期日・場所
期日:2019年11月23日(土)~11月24日(日)
場所:北里大学大村記念ホール
〒108-8641 東京都港区白金5-9-1 03-3444-6161(代)
特別講演:
1. Richard J Roberts (ニューイングランド・バイオラボ主席科学者、ノーベル医学生理学賞受賞)
講演題目: Bacterial Methylomes(細菌のメチローム研究)
2. Steven Chu (スタンフォード大学、元米国エネルギー庁長官、ノーベル物理学賞受賞)
講演題目: Biological systems and biofuels(生物システムとバイオ燃料)
主要題目:
1. Methods of Aquatic Metagenomic Analysis
(水圏メタゲノム解析手法)
2. Marine Metagenomics: Comparative Study among Different Marine Resources
(海洋メタゲノムー多様な生物資源の比較研究)
3. Functional Resources and Applications of Aquatic Metagenome
(水圏メタゲノムの機能特性と利用研究)
パネルディスカッション:
題目:Perspective of Marine Genome Research
(海洋ゲノム研究の展望)
主要参加者:
松原謙一(DNAチップ研究所長)
緒方武比古(北里大学常任理事)
Giorgio Bernardi(ローマIII大学教授)
宮原正典(水産研究・教育機構理事長)
問い合わせ先
国際水圏メタゲノムシンポジウム2019事務局
〒252-0373神奈川県相模原市南区北里1-15-1
北里大学海洋生命科学部海洋ゲノム科学研究室
電話:03-5841-7440 Fax: 042-778-5010
E-mail:aquameta@kitasato-u.ac.jp
詳しい内容は,シンポジウムのホームページ(https://www.kitasato-u.ac.jp/jp/mb/aquametag2019/)でご確認ください。