日本水産学会誌第87巻第5号

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日本水産学会誌第87巻第5号 目次

令和3年9月15日発行

巻頭言
安全・安心な水産物の提供をめざして  
吉水 守 449
令和2年度水産学技術賞
海藻発酵技術の研究と応用  
内田基晴 450
マダコ幼生の行動特性に基づいた種苗生産技術の開発  
團 重樹 453
マイクロ波による魚肉ねり製品の連続加熱成形技術の開発  
吉富文司 457
報文 報文の要旨一覧
北海道の湖に生息するサケ科魚類を対象とした遊漁者における釣果と満足度との関係  
芳山 拓,坪井潤一,松石 隆 461
カラフトマスとサクラマス間の正逆雑種における遺伝的性の偏り  
島 文華,浅沼 黎,兼安敬久,市村政樹,高橋英佑,山羽悦郎,藤本貴史,荒井克俊 473
アコヤガイ真珠における干渉色と光沢に及ぼす真珠層の厚さ及び結晶構造の影響  
青木秀夫,鈴木道生,田中真二,渥美貴史,中内茂樹,古丸 明 483
日向灘で漁獲されたハモMuraenesox cinereusに含まれるイミダゾール化合物の部位別含有量と冷蔵保存中の経時変化  
長野昌子,大村裕治,林 悠真,赤嶺そのみ 494
麻痺性貝毒簡易測定キットを活用した大阪湾におけるアカガイ,トリガイの貝毒モニタリング  
山本圭吾,及川 寛,横松宏幸,上田真由美,松嶋良次,渡邊龍一,内田 肇,柴原裕亮,鈴木敏之 504
サクラマス降海型雌の産卵後の体内残留卵(短報)  
佐藤正人,坪井潤一 511
シンポジウム記録
理事会特別シンポジウム  
東日本大震災の教訓:10年後の現状と地域社会の将来  
はじめに  
河村知彦,片山知史,八木信行,和田敏裕,森田貴己,落合芳博 514
Ⅰ.海洋生態系の変化と水産業への影響,残された課題  
1. 東北マリンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系の調査研究)の総括と課題  
木島明博,永田 俊,藤倉克則 516
2. 津波による貝毒原因プランクトンの大発生とその後  
奥村 裕,坂本節子,増田義男,田邉 徹,加賀新之助,渡邊志穂,中野李南子,平譯 亨,一見和彦,金子健司,原 素之 518
3. カキの適正養殖量とブランド化とICT  
伊藤 博,奥村 裕,筧 茂穂,上野宗一郎,関内孝行,鈴木宏輔 520
4. 陸起源環境汚染物質の流入実態の解明  
小川浩史,小畑 元,白井厚太朗,杉原奈央子,高田秀重,眞塩麻彩実,水川薫子,南 秀樹 522
5. 福島県海域における放射能汚染及び漁業復興の現状  
森田貴己,重信裕弥,安倍大介 524
6. 福島県の河川・湖沼域における放射能汚染および漁業復興の現状  
和田敏裕 526
7. 福島県における漁獲努力量の推移と水産資源への影響  
山田 学,白𡈽遼輝,守岡良晃,佐藤利幸 528
8. 震災後の復興工事が沿岸環境の回復に与えた影響  
朝日田卓 529
9. TEAMS事業によるデータベースの構築と提供の継続における課題  
園田 朗,TEAMS課題4メンバー 531
Ⅱ.地域社会への影響と課題:未来への遺産と教訓  
1. 漁業への影響と将来展望  
八木信行 533
2. 消費者による水産物購買意欲:東北応援買いと放射性物質忌避意識  
鈴木崇史,八木信行 535
3. 文理融合による新たな地域復興の試み―海と希望の学校in三陸―  
青山 潤 537
4. 復興関連研究の課題と展望  
片山知史 539
多元素同位体を用いた魚類の移動履歴推定―最新の技術と応用  
はじめに  
栗田 豊,富永 修,白井厚太朗,陀安一郎 541
Ⅰ.多元素同位体分析の最新技術概要  
1. 多元素同位体解析の最新技術と水産研究への応用  
栗田 豊 542
2. 同位体地図(Isoscape)を用いた生態学的研究  
陀安一郎 543
3. 耳石の元素・同位体組成と用いた魚類の回遊生態研究  
横内一樹 544
4. 硬骨魚類の脊椎骨椎体を用いた履歴推定手法の基礎と応用  
加藤義和,冨樫博幸 545
Ⅱ.多元素同位体分析の応用例  
1. 耳石回遊指標の最前線:酸素・炭素・窒素同位体比による塩分・代謝・食性解析  
白井厚太朗 546
2. 耳石のδ18O分析と回遊モデルを用いた成層の強い海域におけるマイワシの回遊経路推定  
坂本達也 547
3. 炭素14濃度分析を用いた海洋生物の回遊履歴の研究  
宮入陽介 548
4. アイソスケープを用いたサケおよびカツオの回遊履歴推定
松林 順 549
5. 脊椎骨のNd同位体比を用いたブリの回遊履歴推定
太田民久 550
6. 微量元素を利用したマダラの移動履歴推定
工藤誠也,大宮慧子,三浦太智,渡邉 泉,東 信行 551
7. 安定同位体トレーサーで環境と沿岸生物をつなぐ
富永 修 552
今日の水産加工と魚肉タンパク質研究の課題  
はじめに
大泉 徹,石崎松一郎,福島英登,落合芳博,松川雅仁 553
Ⅰ.冷凍すり身とねり製品の品質制御  
1. 輸入冷凍すり身の品質とその制御
松川雅仁 554
2. ねり製品の製造現場における品質制御
植木暢彦 555
3. 酵素活性の調節による物性改良
髙橋希元 556
4. 混獲魚の利用と混合肉糊の加熱ゲル
和田律子 557
Ⅱ.加工原料の特性と加工品の品質  
1. イカ類の加熱ゲル化特性
福島英登 558
2. ホッケミオシンの架橋重合特性と鮮度
蛯谷幸司 559
3. エビ類の加工特性
佐々木崇之,松川雅仁 560
4. ブリタンパク質の性状と刺身の品質
加藤早苗 561
Ⅲ.加工技術による品質制御  
1. フィレー加工品の品質制御
大泉 徹,松川雅仁,奈須亮耶 562
2. 冷凍水産物の品質と塩漬
岡﨑惠美子,姜晴晴,中澤奈穂 563
3. 加工技術開発における課題
吉富文司 564
懇話会ニュース
漁業懇話会 565
水産増殖懇話会 569
水産環境保全委員会 572
水産研究のフロントから
愛媛大学 南予水産研究センター
武岡英隆 576
九州大学大学院生物資源環境科学府附属 水産実験所
栗田喜久 577
長崎大学海洋未来イノベーション機構 環東シナ海環境資源研究センター
河邊 玲 578
宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター 延岡フィールド(水産実験所)
内田勝久 579
鹿児島大学水産学部附属 海洋資源環境教育研究センター
小谷知也 580
国立研究開発法人水産研究・教育機構第18回成果発表会をオンライン開催
角埜 彰 581
新刊書紹介 582
日本海草図譜[改訂版](大場達之・宮田昌彦 著)
マダイの科学(家戸敬太郎 編著)
理系研究者がハッピーな研究生活を送るには
―科学とは?研究室とは?そしてラボメンタルコーチングの必要性―(小林牧人・藤沼良典 著)
環境DNA 生態系の真の姿を読み解く(土居秀幸・近藤倫生 編)
話題
令和3年度公益社団法人日本水産学会春季大会開催記  
塩出大輔 584
令和3年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して  
中野 剛 589
令和3年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して  
池田拓史 590
令和3年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して  
秋山 衛 591
令和3年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して  
黒木和樹 592
令和3年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して  
浅倉 努 593
令和3年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して  
畑中佐知子 594
令和3年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して  
矢崎貴紀 595
令和3年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して  
中井琳大,岩田佑太 596
令和3年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して  
柴田秀久 597
令和3年度春季大会 高校生による研究発表最優秀賞を受賞して  
藤田綾子,木村健太 598
水産科学の分野で活躍する女性たち 69  
これが私の生きる道  
竹内美緒 599
日本水産学会誌 第87巻 第5号掲載報文要旨 600
Fisheries Science Vol. 87, No. 4掲載報文要旨 601
理事会だより 604

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