日本水産学会誌第83巻第5号

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日本水産学会誌第83巻第5号 目次

平成29年9月15日発行

巻頭言
漁業資源の将来  
古谷 研 745
平成28年度水産学技術賞
クルマエビ種苗生産技術の高度化とその普及  
水藤勝喜 746
温泉水を用いた閉鎖循環型トラフグ養殖システムの開発  
野口勝明 750
ウナギ仔魚の飼育技術の高度化に関する研究開発  
増田賢嗣 754
報文 報文の要旨一覧
サケの耳石と鱗による年齢査定法の検討  
金戸悠梨子,片山知史,飯田真也 758
琵琶湖内湖を利用した垂下飼育によるセタシジミの肥育方法  
石崎大介,幡野真隆,礒田能年,亀甲武志,久米弘人,松尾雅也 764
うるめいわし丸干における柑橘精油添加によるヒスタミン蓄積抑制効果について  
保 聖子,里見正隆,舊谷亜由美,仁部玄通,稲盛重弘,木村郁夫 769
アルカリ塩水晒しによるアカアマダイBranchiostegus japonicus筋肉加熱ゲル形成能の改善  
髙橋希元,黒瀬光一,岡﨑惠美子,大迫一史 777
解凍前温度処理が冷凍マサバScomber japonicus肉の嫌気的代謝および解凍後pHと血合肉色調に及ぼす影響  
守谷圭介,中澤奈穂,大迫一史,岡﨑惠美子 785
水産物の流通・消費形態と価格伝達に関する実証分析―マグロ類に注目して―  
松井隆宏,中島 亨,阪井裕太郎,八木信行 795
シンポジウム記録
福島の淡水域における放射能汚染と魚類に及ぼす影響:これまでとこれから
はじめに  
中嶋正道,平井俊朗,阪本憲司,鈴木俊二,酒井義文 802
Ⅰ.福島における河川漁業と淡水域汚染の現状
1. 阿武隈川における漁業協同組合の現状について  
堀江清志 803
2. 内水面魚類におけるモニタリング調査の概要  
和田敏裕,佐藤利幸,森下大悟,鷹﨑和義,泉 茂彦,鈴木俊二,川田 暁 804
3. 湖沼に棲息する魚類における放射能関連調査  
鷹﨑和義,和田敏裕,冨谷 敦,森下大悟,佐藤利幸,川田 暁,鈴木俊二 805
4. 河川に棲息する魚類における放射能汚染の現状  
森下大悟,和田敏裕,鷹﨑和義,佐藤利幸,川田 暁,鈴木俊二 806
5. 阿武隈川の放射性セシウムの現状  
金子龍太郎,武田奈津希,野田真優子,難波謙二 807
Ⅱ.淡水域汚染が淡水魚類に与えた影響について
1. 福島のため池に生息するコイの健康状態  
鈴木 譲 808
2. ヤマメの発現遺伝子における影響  
酒井義文,田口 将,川田 暁,冨谷 敦,渡邊昌人,中嶋正道 809
3. ギンブナ造血器官に及ぼす放射線の影響
―飼育実験による低線量放射性セシウム長期曝露影響の組織学的検証―
平井俊朗,小川智史,柴田安司,阪本憲司,原 将樹,中嶋正道 810
Ⅲ.飼育実験から見えた放射能汚染の影響について
1. 飼育環境下のウグイにおける放射性セシウム濃度の推移
寺本 航,新関晃司,佐々木恵一,稲富直彦,野村浩貴,和田敏裕,難波謙二,泉 茂彦 811
2. フナの環境適応能力に与える影響
阪本憲司,中嶋正道 812
3. ヤマメの血液性状における影響
原 将樹,川田 暁,榎本昌宏,冨谷 敦,渡邊昌人,森下大悟,泉 茂彦,中嶋正道 813
4. ヤマメのミトコンドリアDNAにおける塩基配列に対する影響
Muhammad Fitri Bin Yusof,川田 暁,榎本昌宏,冨谷 敦,渡邊昌人,森下大悟,泉 茂彦,中嶋正道 814
水圏生物タンパク質科学の新展開
はじめに
尾島孝男,落合芳博,豊原治彦,長島裕二,和田律子 815
Ⅰ.主要タンパク質
1. 魚類の筋肉タンパク質
落合芳博 816
2. 二枚貝の筋肉タンパク質
舩原大輔 817
3. 魚類のコラーゲン
西塔正孝 818
Ⅱ.特殊機能タンパク質と立体構造
1. 水圏生物タンパク質の構造生物学
田之倉優,宮川拓也 819
2. 細胞外巨大酸素運搬タンパク質
加藤早苗 820
3. 魚介類の毒素タンパク質
長島裕二,桐明 絢 821
4. 貝殻のバイオミネラルタンパク質
鈴木道生 822
5. 付着生物の接着タンパク質
紙野 圭 823
Ⅲ.難分解性多糖関連酵素
1. キチナーゼ
松宮政弘 824
2. セルラーゼと環境酵素
豊原治彦 825
3. アルギン酸分解・代謝酵素
尾島孝男,井上 晶 826
4. アルギン酸修飾酵素
井上 晶,尾島孝男 827
ミニシンポジウム記録
寄生虫症を宿主の視点から考える
はじめに
末武弘章,坂本 崇,伊藤直樹,田角聡志 828
1. 単生類の生存戦略
白樫 正 829
2. トラフグの抗体はエラムシによって宿主認識に利用される
筒井繁行 830
3. ハダムシ抵抗性ブリの分子遺伝学的解析
坂本 崇 831
4. トラフグ好塩基球の免疫学的役割
小髙智之,末武弘章,宮台俊明 832
5. 二枚貝寄生原虫と宿主生理との関係
伊藤直樹 833
6. 宿主の防御システムを逆手に取ったパーキンサス原虫のヴァージニアカキへの侵入機構
田角聡志 834
サバ ~資源・養殖・加工・ブランド化をシームレスに繋ぐ若手研究者の集い~
はじめに
竹内 裕,橋本加奈子,竹谷裕平,水澤寛太 835
1. 日本周辺のサバ資源について
由上龍嗣 836
2. マサバ資源変動のカギを握る水温と母親の影響
米田道夫 837
3. サバ類生理学研究への次世代シークエンス技術の導入
矢澤良輔 838
4. マサバ完全養殖による地域活性化
長野直樹 839
5. サバ類刺身用冷凍品の品質劣化要因
橋本加奈子 840
6. サバ缶の機能性表示食品としての可能性
山本 久 841
7. 八戸前沖さばのブランディング
竹内 萌,木村優輝,長根幸人,松原 久 842
実験・実習再考―水産化学・食品系で扱うべき内容
はじめに
神保 充,大泉 徹,落合芳博 843
1. 水産系学部・学科等における「学生実験」の実情
落合芳博 844
2. 食品分析実験
福島英登 845
3. 生化学実験
大泉 徹 846
4. 食品衛生・微生物実験
井上徹志 847
5. 加工製造実習
和田律子 848
6. 社会からの要請
木村郁夫 849
水産資源データ解析と予測モデル
はじめに
岡村 寛,北門利英,庄野 宏 850
1. 水産資源学の予測モデル―モデル選択,機械学習―
北門利英 851
2. 教師あり学習による資源状態の予測モデル
橋本 緑,岡村 寛 852
3. 教師なし学習による狙い操業の予測
岡村 寛 853
4. 形態測定データによるランダムフォレスト系群判別解析
高橋 萌 854
5. スパースモデリングによる赤潮の発生予測
庄野 宏,村田圭助,中島広樹,矢野浩一,西 広海 855
東北の水産業:東日本大震災からの復興と明るい未来に向けて
東北マリンサイエンス拠点形成事業(海洋生態系の調査研究)の取組
木島明博 856
(地独)青森県産業技術センター食品総合研究所及び八戸市水産業の現状と課題
松原 久 858
懇話会ニュース
漁業懇話会 860
水産増殖懇話会 864
水産研究のフロントから
京都府立海洋高等学校における水産教育・研究の取組  
長岡智子 868
新刊書紹介 869
日本産フグ類図鑑(松浦啓一 著)
解いて学ぶ! 食品安全・衛生 テキスト&問題集(藤井建夫・塩見一雄 著)
水産学シリーズ184 新技術開発による東日本大震災からの復興・再生(竹内俊郎・佐藤 實・渡部終五 編)
水産学シリーズ185 地下水・湧水を介した陸―海のつながりと人間社会(小路 淳・杉本 亮・富永 修 編)
森川海の水系―形成と分断の脅威(宇野木早苗 著)
風蓮湖流域の再生 川がつなぐ里・海・人(長坂晶子 編著)
話題
男女共同参画推進委員会談話会(ランチョンセミナー)「第2回 水産学会におけるやさしい男女共同参画」を開催して  
石田真巳,二見邦彦,岡﨑惠美子 872
国際交流委員会主催 アメリカ水産学会長講演会を開催して  
寺原 猛 876
平成29年度日本水産学会春季大会開催記  
朝日田卓 877
水産科学の分野で活躍する女性たち 44
日々,感謝を忘れずに!!  
北 夕紀 880
企業だより
高機能な餌料の開発,付加価値の高い種苗の作出を目指して  
マリンテック株式会社 881
日本水産学会誌 第83巻 第5号掲載報文要旨 883
Fisheries Science Vol. 83, No. 4掲載報文要旨 884
理事会だより 900

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