日本水産学会誌第78巻第2号
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日本水産学会誌第78巻第2号 目次
平成24年5月15日発行
報文 報文の要旨一覧 | |
鹿児島湾におけるマダイの資源評価と放流計画 | |
宍道弘敏,滝本鮎子,小畑泰弘,浜崎活幸,北田修一 | 161 |
音響手法を用いた来留見ノ瀬周辺におけるガラモ場の分布推定 | |
南 憲吏,濱野 明,東条斉興,中村武史,安間洋樹,宮下和士 | 171 |
ダイニーマ綟網の流体力特性 | |
熊沢泰生,胡 夫祥,木下弘実,東海 正 | 180 |
酸素電極法とパルス変調クロロフィル蛍光法を用いた鹿児島産ホンダワラ属(ヒバマタ目)藻類5種,マメタワラ,ヤツマタモク,ヒジキ,コブクロモク,キレバモクの光合成・温度特性 | |
土屋勇太郎,Gregory N. Nishihara,寺田竜太 | 189 |
mtDNAデータに基づく北太平洋と南大西洋のアカイカ集団の遺伝的差異 | |
若林敏江,和田志郎,越智洋介,一井太郎,酒井光夫 | 198 |
鹿児島湾に生育する一年生アマモ局所個体群間の遺伝的分化 | |
島袋寛盛,堀 正和,吉満 敏,徳永成光,猪狩忠光,佐々木謙介,仲岡雅裕,川根昌子,吉田吾郎,浜口昌己 | 204 |
ミトコンドリアDNA分析から推測されたアカイカの遺伝的集団構造について | |
黒坂浩平,柳本 卓,若林敏江,重信裕弥,越智洋介,稲田博史 | 212 |
干潟の炭素・窒素循環におけるスナガニ類の役割 | |
大園隆仁,三浦知之 | 220 |
隠岐諸島西方海域におけるベニズワイ雌の成長 | |
養松郁子,廣瀬太郎,白井 滋 | 230 |
ダイオキシン類低減油を用いたマダイ飼育の試み | |
本領智記,山本浩志,熊西敦則,廣瀬秀樹,澤田好史 | 241 |
河川から間欠的に供給される栄養塩によるノリ色調の回復 | |
高木秀蔵,清水泰子,草加耕司,藤沢節茂,藤原宗弘,渡邉康憲,藤原建紀 | 246 |
2009年冬-春季の渡島半島西部から津軽海峡におけるキタオットセイCallorhinus ursinusの来遊状況(短報) | |
堀本高矩,三谷曜子,小林由美,服部 薫,桜井泰憲 | 256 |
養殖ワカサギ腸内細菌のN-アシルホモセリンラクトン生産能(短報) | |
陳 家輝,小川真幸,相良和之,糸井史朗,杉田治男 | 259 |
シンポジウム記録 | |
水産育種の現状とゲノム情報利用の将来展望 | |
はじめに | |
荒井克俊,岡本信明,谷口順彦,中嶋正道 | 262 |
Ⅰ.水産生物における遺伝育種の現状 | |
1. 水産生物における親魚の遺伝的能力評価法 | |
和田克彦 | 263 |
2. 水産生物における遺伝的能力評価に基づいた選抜育種 | |
中嶋正道,大日方駿介 | 264 |
3. 水産生物における交雑育種 | |
村田 修,家戸敬太郎 | 265 |
4. 水産生物における染色体操作による育種 | |
藤本貴史 | 266 |
Ⅱ.水産育種におけるゲノム情報利用の現状 | |
1. 大規模遺伝子発現解析の水産育種への応用 | |
近藤秀裕,廣野育生,青木 宙 | 267 |
2. 養殖魚類における耐病性形質の連鎖解析とマーカーアシスト選抜 | |
坂本 崇,藤(小林)加菜子,Cecilia C. Sanchez,長谷川 理,本多数充,熊坂清弘,村上啓士,永井崇裕,川口 修,飯田悦左,岡本信明 | 268 |
3. フグのゲノム地図作製と性統御および育種への応用 | |
菊池 潔,甲斐 渉 | 269 |
4. ゲノム情報の大量解析と水産育種への応用 | |
荒木和男,青木純哉,甲斐 渉,尾崎照遵,吉田一範,津崎龍雄,坂本 崇,藤(小林)加菜子,岡本信明 | 270 |
Ⅲ.ゲノム情報を用いた水産育種の将来展望 | |
1. ノリ育種の現状とゲノム情報利用の将来展望 | |
三上浩司,宇治利樹,平田 遼,高橋 潤,嵯峨直恆 | 271 |
2. 遺伝マーカーを用いた水産生物遺伝資源の保全と管理 | |
谷口順彦 | 272 |
3. 完全養殖時代におけるゲノム情報の水産育種への応用 | |
尾崎照遵,甲斐 渉,青木純哉,野村和晴,荒木和男,吉田一範, 津崎龍雄,菅谷琢磨,佐野元彦,坂本 崇,藤(小林)加菜子,岡本信明 |
273 |
沿岸環境の保全と修復における微生物学的側面―有明海再生を目指して― | |
はじめに | |
和田 実,吉永郁生,近藤竜二 | 274 |
Ⅰ.沿岸環境の悪化と微生物 | |
1. 安定同位体を用いた沿岸域の窒素源と脱窒作用の評価 | |
梅澤 有 | 275 |
2. 貧酸素水塊の形成に関わる微生物過程 | |
和田 実 | 276 |
3. 汽水域の硫黄循環 | |
近藤竜二 | 277 |
Ⅱ.微生物機能による環境修復 | |
1. 鉄による環境修復 | |
長沼 毅 | 278 |
2. 微細藻による鉄取り込みの多様性 | |
内藤佳奈子 | 279 |
3. アナモックスを活用する高速窒素除去 | |
古川憲治 | 280 |
4. 環境中の窒素の循環と,あらたな経路としてのアナモックス | |
吉永郁生,天野皓己 | 281 |
Ⅲ.有用微生物の活動に適した場の形成 | |
1. イトゴカイとマイクロバブルによる環境修復と微生物活動 | |
堤 裕昭 | 282 |
2. バイオフィルムの諸特性とそこから見えるもの | |
森崎久雄 | 283 |
3. シャットネラ殺藻細菌の扶育場としてのバイオフィルム | |
吉永郁生 | 284 |
東日本大震災による水産業の被災実態と復興の足がかり | |
宮城県における水産業の被害状況と復興への取組 | |
酒井敬一 | 285 |
和歌山県における水産業の被害状況 | |
光永 靖 | 288 |
東京都と神奈川県における水産業の被災状況 | |
朝比奈 潔 | 288 |
懇話会ニュース | |
水産増殖懇話会 | 289 |
支部のページ | |
平成23年度日本水産学会北海道支部大会 | |
笠井久会 | 293 |
関東支部 平成23年度講演会「海の生物を知ろう―2」 | |
杉田治男 | 295 |
平成23年度日本水産学会中部支部大会を開催して | |
関根信太郎 | 299 |
水産研究のフロントから | |
第8回国際異体類シンポジウムに参加して | |
関野正志 | 301 |
ヨーロッパ魚病学会に参加して | |
大谷真紀 | 302 |
第20回PICES年次会議に参加して | |
高橋素光 | 303 |
新刊書紹介 | 304 |
話題 | |
蟹工船の史実を求めて | |
宇佐美昇三 | 307 |
漁海況モニタリングの重要性について 青森県における海洋モニタリングの現状と問題点 |
|
佐藤晋一 | 312 |
天然ウナギ卵発見の道 | |
塚本勝巳 | 316 |
企業だより | |
海水の利用技術の開発とともに半世紀 | |
株式会社東京久栄技術センター | 320 |
海洋・水産関係図書の発行と普及 | |
株式会社成山堂書店 | 322 |
日本水産学会誌 第78巻 第2号掲載報文要旨 | 323 |
Fisheries Science Vol. 78 No. 1掲載報文要旨 | 326 |
理事会だより | 330 |
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